概要
2021年4月に、順天堂大学大学院医学系研究科が、医療者と患者間のコミュニケーションを支援する医療通訳者の養成を目的とした「ヘルスコミュニケーション学コース」を開設することになりました。また、2019年度まで東京大学大学院医療コミュニケーション学分野の博士課程に在籍されていた香川由美さんが、在学中の活動を通して社会に貢献したことが認められ、2019年度東京大学総長賞を受賞されました。つきましては、順天堂大学大学院ヘルスコミュニケーション学コースの開設と、香川由美さんの東京大学総長賞受賞を記念し、第2回ヘルスコミュニケーション学記念セミナーを開催いたします。セミナーでは、新型コロナの外出自粛の呼びかけでは、「知事」、「専門家」のメッセージよりも「現場の医師」のメッセージの方が効果が大きいという衝撃的な事実を立証し、朝日新聞、毎日新聞等でも大きく報道された当教室の奥原剛准教授の講演も併せて行います。是非、ご視聴いただけますようお願いいたします。
ポスター
日時
2021年5月15日 土曜日 13:00~17:30
場所
オンライン開催(Zoomを利用しての開催を予定しています。詳細は参加登録された方にお知らせいたします。)
参加費
無料
定員
300名
主催:東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野

木内 貴弘
東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学 教授
東京大学医学部附属病院大学病院医療情報ネットワークセンター長
東京大学医学部医学科卒業。東京大学大学院医学系研究科疫学・生物統計学助手、東京大学医学部附属病院中央医療情報部助教授等を経て、現職。アカデミックな医学情報センターであるUMINの発展につとめ、ヘルスコミュニケーション学、CDISC標準の研究を行ってきた。2008年に日本ヘルスコミュニケーション学会を設立し、現在理事長を務める。博士(医学)
教室Webページ「東京大学大学院 医学系研究科 公共健康医学専攻 医療コミュニケーション学 大学院」
共催:順天堂大学大学院医学研究科ヘルスコミュニケーションコース

François NIYONSABA(フランソワ ニヨンサバ)
順天堂大学 国際教養学部 教授/学部長補佐
大学院医学研究科 アトピー疾患研究センター 教授
ルワンダ生まれ。2003年順天堂大学大学院博士課程生化学第二講座修了。その後、順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター助手、講師、准教授。2015年順天堂大学国際教養学部先任准教授をへて、2017年より同教授、現職。