UMIN学会向け情報サービス説明会資料

日時: 平成１１年１１月１９日（金）午後２時から３時半まで

場所：主会場東京大学医学部附属病院MINCS室（旧中央診療棟３階）

中継会場は、MINCS設備のある国立大学（３０の医学部・医科大学）のうちで、当日設備・人員の手配が可能な大学です。MINCSホームページでご確認願います。

各学会に郵送済みの事前配布資料は以下の３点です。東京大学会場で参加を希望される学会の方は、必ず事前にUMIN事務局宛に、FAX(03-5689-0726)または電子メール(postmast-ctr@umin.ac.jp)で参加者名をお知らせ願います。

・説明資料（MS-WORD97版）
・オンライン学術集会演題抄録登録システム学会担当者用FAQ(HTML版）
・オンライン学会情報サービス（OASIS)学会担当者用FAQ(HTML版）

説明会スライド

１．オンライン学術集会演題抄録登録システム資料

概要

UMINでは、平成9年よりインターネットを利用したオンライン学術集会演題登録システム（WWWによる演題・抄録の登録システム）の運用を行っております。本システムは、汎用にいろいろな学会にご利用いただけるように設計してあります。既に５０学会以上が採用し、２万件以上の演題抄録の収集を行っております。本システムには、１）演題・抄録の長さ・文字コード・必須情報の欠損等の自動チェック機能、２）演題・抄録の修正機能、３）査読用紙の自動印刷機能・オンライン査読機能、４）抄録集の自動作成機能、５）演題抄録のオンライン検索・表示機能等の豊富な機能がございます。現在のところ利用が臨床医学系の学会に偏っていますが、基礎医学・社会医学・歯科学・看護学・薬学・医療技術・生物学系の学会の利用も勿論可能です。

添付資料：学会担当者用FAQ（よくある質問とそれへの回答）
参考リンク等
運用公募のご案内(オンライン学術集会演題抄録収集システム)
運用状況(オンライン学術集会演題抄録収集システム)

２．オンライン学会情報サービス（OASIS）資料

概要

学会が会員にオンラインで学会雑誌、学術集会抄録、ニュースレター、会員名簿等の情報を提供できるようにするサービスです。学会の会員を全員ＵＭＩＮに登録して(一部登録も勿論可能)、学会の会員のみによる会員制ホームページ（プル型情報サービス：会員が自分で見に行くタイプのサービス）、メーリングリスト（プッシュ型情報サービス：会員が何もしなくても情報が送り付けられてくるタイプのサービス）を作成します。学会の会員名簿と、会員制ホームページ及びメーリングリストのメンバーが連動します（つまり名簿から削除すると、会員制ホームページにアクセスできなくなり、メーリングリストのメンバーからも外れます）。会員制ホームページでは、学会誌全文・学術集会抄録フルテキスト検索システム、学会誌論文・学術集会抄録のオンライン収集・査読システム、会員名簿管理システム、電子掲示板、汎用文書検索システム、メーリングリストアーカイブ提供システムが稼動します。現在、日本脳神経外科学会、日本医療情報学会、日本光カード医学会の３学会が利用しています。

添付資料：学会担当者用FAQ（よくある質問とそれへの回答）

参考リンク等
オンライン学会情報サービス（OASIS)ホームページ

３．汎用医学研究データ収集システムについて

疾病登録・疫学研究・臨床研究（症例登録・割付・経過記録）用に汎用に利用できる汎用医学研究データ収集システムの開発を現在行っている。初期運用版は１０月中に完成する予定である。
・本プログラムも初期運用版は必ずしも十分な機能は持っていないが、運用しながら機能を追加していく方針でいく予定である（オンライン学術集会演題抄録登録システムでもプログラムが各学術集会にニーズにほぼこたえられるだけの機能を揃えるまでに、２年程度掛かっている）。
オンライン学術集会演題抄録登録システムやオンライン学会情報サービス（OASIS）と異なり、研究用のデータ収集システムの場合には、汎用に設計はしても完全にプログラムを1本にはできずに、各研究毎に個別に改造が必要になる。このため、無償で運用することは困難であるが、各学会が個別に発注した場合よりも相当に安価な価格で運用できると予想している。
・サービスの対象は原則として、オンライン学会情報サービス（OASIS）参加学会とする予定である。