医療コミュニケーション講義(冬学期前半)
目的 | 本講義の目的は、医療コミュニケーションの理論と実践方法を体系的に学習することにある。 医療コミュニケーションとは、医療従事者相互、医療従事者と患者間、患者相互等における医学・医療分野に関係した知識や情報のやりとりを意味する。医療コミュニケーションは、医学・医療と社会のインターフェイスとして、パブリックヘルス分野において、非常に重要な意味を持っている。従来、ヒト対ヒトのいわゆるヒューマンコミュニケーションを主体に考えられてきたが、現在では、これに加えて、インターネット、マスメディア、コンピュータ・ゲーム機等を介したコミュニケーションの意義・役割が増大している。 本講義では、個人あるいは社会としての最適な健康上のアウトカムを得るために、医学・医療に関する知識・情報を、正確かつ効果的に伝達し、受け手に理解してもらうために必要な、(1)コミュニケーションの理論体系、(2)コミュニケーションの実務的方法論、(3)コミュニケーションの評価・分析方法等を取り扱うともに、医療コミュニケーションの具体的な実践例の紹介と分析も行う(具体的な内容は下記の「授業計画及び内容」を参照のこと)。本講義の受講によって、医療コミュニケーションを実践し、改善していくために必要な基礎的な知識を得ることができる。 |
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方法等 | ・原則として、各回90分の講義を行う。 ・テーマに基づいた追加資料の配布や実例の紹介、別途教科書の推薦を行うことがある。 ・必要に応じて、講義の終わりに理解を深めるための小テストを実施する。 |
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各回のテーマ |
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医療コミュニケーション実習(冬学期前半・後半)
目的 | 医療コミュニケーションの実践に必要な実習を行うことによって、「医療コミュニケーション学」の講義で学んだ様々な理論や実践法に対する理解を深めるとともに、具体的な医療コミュニケーションの場(医療機関、官公庁、教育機関、研究機関、患者支援組織、マスコミ等)でこれらを生かすことができるようにすることを目的とする。 | ||||||||||||
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方法等 | ・各回(毎回6時間)、課題にもとづいてプロジェクト形式の実習・発表・討論を行う。 ・必要に応じて、指定テキスト及び課題内容に関係した追加資料に基づく講義を実施する ・実習ごとにプレゼンテーションと相互評価を行う。 |
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各回のテーマ |
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