認証プロキシーサービス

Welcome to UMIN Homepage Proxy Service

申請書は本ページの一番下からリンクされております。


概要

本サービスは、任意のWWWサーバを、UMIN登録者またはUMIN登録者のうちで特定の条件を満たす人に対してだけが利用できるようにするサービスです。利用者は、UMINによってIDをパスワードを認証された後に、UMIN経由でそのサーバに接続することができるようになります。WWWサーバを開設する側では、若干の設定の変更の他は通常の一般公開用サーバと同様に運用が可能であり、利用者の管理(登録・削除・更新)をする必要はありません(UMIN側ですべて行います)。

医学・医療関係者に対して、研究関連情報、教育/研修情報(教育/研修用教材等)、診療のために必要な情報(医薬品情報、医療機器情報、医療材料情報)等を無償で提供するサイトを対象とします。営利企業であっても、無償で情報を提供するサイトは利用することができます。

サンプル

大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)一般公開ホームページ
(誰でもアクセスできます)
左記の一般公開ホームページをUMIN認証プロキシーでアクセス制限したホームページ(UMIN登録者しかアクセスできないように設定してあります)
国立大学病院医療情報処理部門連絡会議一般公開ホームページ
(誰でもアクセスできます)
左記の一般公開ホームページをUMIN認証プロキシーでアクセス制限したホームページ附属病院を持つ国立大学の人しか利用できないように設定してあります)

利用の条件等

利用のための条件は下記のとおりです。条件に反した場合には、一方的にサービスを打ち切りますのでご留意願います。

  1. 情報提供の料金: 医学・医療関係者に対して、無償で情報を提供することが利用の条件になります。
  2. 情報の種類: 医学・医療に関連する研究関連情報、教育/研修情報(教育/研修用教材等)、診療のために必要な情報(医薬品情報、医療機器情報、医療材料情報)
  3. 営利企業の製品に関連する情報の掲載: 診療上必要な情報であれば掲載できます(例:医薬品の副作用、効能の追加等)。
  4. 広告: 広告は掲載できません。

アクセスできる利用者の指定方法

いろいろな方法で指定が可能です。

例:

・UMINに登録している人全員
・個別にIDを指定(オンラインで指定できるUMIN IDを指定)
・特定の資格を持っている人(医師、薬剤師等)

ホームページ作成上の注意

認証プロキシー経由でアクセス制限をする場合には、内部のリンクをすべて相対パス(例:「<A HREF="./next.htm">」)で記述してください。絶対パス(例:「<A HREF="http://www.umin.ac.jp/next.htm">」)で記述すると、認証プロキシー経由でなく、ブラウザーはダイレクトにWWWサーバにアクセスしにいってしまいます(結果的にアクセスが拒否されます)。

会員制ホームページとの違い

UMINでは、グループ会員制ホームページOASIS会員制ホームページの2種類のサービスを提供しています(この両者の違いについては、こちらを参照願います。)。会員制ホームページと認証プロシーサーバの違いについて、以下にまとめます。アクセスできる会員の指定方法については両者とも同様で、いろいろな指定方法があります。

比較項目会員制ホームページ認証プロキシー
提供される情報の所在UMINのサーバ上情報提供者のサーバ上
アクセス速度速い遅い

運用形態・原理

1.自ら利用者認証する(図の1)
UMINの認証プロキシーサービスを利用しないで、自ら利用者の管理をする方法です。利用者管理に手間とコストがかかります。また各サイト毎にIDとパスワードが異なるため、覚えるのが大変です。

2.UMINで利用者認証する(図の2)
UMINのIDとパスワードで利用者認証して、利用を許可された利用者だけが情報を参照することができます。情報提供者のWWWサーバは、UMINの認証プロキシーだけから利用ができるように設定していただきます(IPアドレスまたはDNS名で指定)。これによって、UMINの認証プロキシー経由以外でのアクセスができなくなります。

3.両方併用する(図の3)
上記の2つ方法を同じサーバ上で併用します。従来からIDとパスワードを発行していた場合に便利です。従来の会員制WWWサービスは、今迄とおりWWWサーバを稼動させ、UMIN認証プロキシー用に別のWWWサーバを別のポート番号からサービスさせます(ドキュメントルートは2つのWWWサーバで同じにする)。別ポート番号でサービスするWWWサーバは、UMINの認証プロキシーだけから利用ができるように設定していただきます(IPアドレスまたはDNS名で指定)。

4.自ら利用者認証する(図の4)
上記1,2の2つの方法の併用ですが、別のサーバで運用します。運用法は、各々1、2と同様です。この方法は、2台WWWサーバが必要でかつ提供する文書の内容の整合性をとる必要があり、あまり推奨できません。

図. 利用者認証の形態


申請書


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