医薬品副作用情報 No.144(厚生省薬務局) 1997年10月


これは、医薬品副作用情報 No.144(厚生省薬務局)を基にMS−DOS テキスト用に日薬で入力したものです。出来る限り原報に近づけるよう配慮した つもりですが、図表など原報と形式が異なるところもあります。是非、原報でご 確認の上ご利用下さい。                               日本薬剤師会

情報の概要

1.高カロリー輸液療法施行時の重篤なアシドーシス


医 薬 品:高カロリー輸液用基本液・アミノ酸液、高カロリー輸液用基本液
対  策 :緊急安全性情報の配布、使用上の注意の改訂、症例の紹介
情報の概要:高カロリー輸液療法施行中の重篤なアシドーシスについては、従来より
      繰り返し注意喚起を行ってきた。平成7年4月に適正使用情報を配布し
      た後も15例の報告がなされ、そのうち7例が死亡していることから、
      平成9年6月に再度緊急安全性情報を配布し、高カロリー輸液療法施行
      中の患者には必ずビタミンB1を投与するなど注意の徹底を図った。

2.[解説]医薬品の適正使用のために


  塩酸イリノテカンの適正使用について
 対策:緊急安全性情報の配布、使用上の注意の改訂、症例の紹介

3.使用上の注意の改訂について(その104)−省略