UMINニュース通巻第7号


平成8年度に開始された新サービスについて

本ページでは、平成8年度に開始された主な新サービスの内容・目的について説明いたします。

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UMIN3(WWWによる対話型情報サービス)

従来のUMIN2は、telnetをベースとしたキャラクターベースのサービスでしたが、WWWによるGUI(グラフィカルユーザインターフェイス)をベースとしたUMIN3サービスを開始いたしました。現在はまだUMIN2のみで提供しているサービスがありますが、来年はじめに稼働予定の次期システムでは、すべてのUMINサービスがWWWのインターフェイスで利用可能となるようにする予定です。

UMIN3は、使いやすく、使用法の修得も容易ですが、グラフィックを利用しているため、レスポンスが遅くなっています。次期システムでは最新のコンピュータを導入してレスポンス速度の改善に努める予定です。


国立大学病院業務向けサービス

平成7年度から文部省文書広報システムが、そして平成8年9月からは国立大学病院資料収集システム及び国立大学病院共通物品マスターシステムがUMIN3で稼働しています。

文部省文書広報システムは、当初FAXでUMINに送信した文書をWWWで提供するシステムとして構築されましたが、平成8年度よりは文部省医学教育課大学病院指導室のご協力を得て、文部省作成の資料については最初から電子化された形態で提供できるようになりました。

国立大学病院資料収集システムは、既にすべての大学から入力ができることが確認され、平成9年度から本格運用を開始いたしました。また更に広範囲で包括的な病院資料の収集を行う国立大学病院経営分析システムも平成10年度よりの運用を目指して開発が行われています。

国立大学病院共通物品マスターシステムについては、既に3つの大学で対応がなされ、利用が行われています。今後各大学の電算機システムのリプレースを機会に多くの大学病院で採用されるようになることが期待されています。


暗号通信の導入

UMIN3に暗号通信を導入いたしました。現在は、通常通信での利用と併用しておりますので、不完全ですが、次期システムでは暗号だけで通信が可能なシステム(UMIN4)の構築を行う予定です。従来のUMIN2/3も引き続きサービスされますが、パスワードは別のものになります。


登録利用者による情報サービスの提供サービス

登録利用者が様々なネットワークサービスを提供するためのシステムを設定しました。現在、ホームページの開設(一般公開用及び会員専用)メーリングリストの開設が可能となっています。また学術団体向けに団体用アドレス提供サービスを開始いたしました。


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