国立大学病院共同プロジェクト

このページでは、UMINで行われている国立大学病院共同プロジェクトについての情報を提供します。


国立大学病院文部省文書広報システム(担当:事務小委員会)

文部省からの通達・事務連絡及び各大学間の事務連絡等をUMINで提供するシステムです。文書には、1)紙で提供される文書、2)電子媒体で提供される文書がありますが、1)についてはFAXより文書を取り込んで画像に変換し、2)についてはHTMLにフォーマットを変換して提供しています。FAXよりWWWへ画像を取り込むために、自動的に画像変換を行うシステムの開発を行い、運用を行っています。一般の方にもサンプル版が参照可能です。

国立大学病院共通物品マスター管理システム(担当:事務小委員会、開発担当:京都大学医学部附属病院)

国立大学病院で共通に使用可能な物品マスター(医療材料、医薬品)の管理システムです。物品マスターとは、物品のデータベースであり、物品の名称、定価、企画、用途、製造・販売会社等が収録されています。現在の収録件数は、25万件です。145件が収録されたサンプル版が一般公開されています。物品マスターへの新規登録、データの更新は、UMIN事務局で一括して行い、各大学へはUMINを介して(ネットワーク経由で)配布する予定です。マスターには各大学病院が採用しているかどうかを示すフラグが立てられており、各大学病院は自らの採用してるレコード(またはそのうちの更新分)のみをダウンロードすることになります。今後は、国立大学病院は、全国共通の物品マスターを使用する方向でいくことが予定されています。
共通物品マスターを利用することのメリットとして、1)マスターの保守を1ヶ所で一元化して行なうことによる各大学病院の負担の軽減(共通していて用いられている物品については一度入力するだけですみます)、2)マスターのフォーマットの共通化によるソフトウエア開発経費の節減が見込まれます。またネットワークを介したマスターの配布は、3)マスターの配布を容易に短時間で可能とします。国立大学病院の病院情報システムを受注している各メーカーも共通マスターをそのまま自社のシステムに取り込むためのシステムを現在開発中です。

国立大学病院統計資料収集システム(担当:事務小委員会)

国立大学病院では、その運営の改善に役立てるために、外来患者数、各病床種別毎の入退院患者数、職種別の医療従事者数等の統計をとってきました。このシステムは、これらデータをUMINを介して収集するシステムです。現在、テスト運用中ですす。

全国立大学病院で入力されたデータは、UMINで管理され、集計されてネットワーク経由で参照可能です。またCSV形式で集計されたデータを簡単にダウンロードでき、各種の表計算ソフトを用いて、グラフの作成や再度の計算・集計が可能です。本システムにより、データの収拾経費が節減され、かつ集計が便利なることが見込まれます。

国立大学病院共通治験管理システム(担当:薬剤小委員会、事務小委員会)

国立大学病院で行われる治験に関する共通データベースシステムです。現在、開発中です。

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