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UMIN20周年に寄せて

京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻医療疫学分野教授
福原 俊一


 UMIN設立20周年まことにおめでとうございます。
 UMINの開祖であられます開原東大名誉教授、そして現センター長の木内教授に大変お世話になっております。開原先生には、国際交流、医学教育、そしてヘルスリサーチなどの領域でご指導をいただきました。また、木内教授には、2000年に、私が京都大学医学研究科社会健康医学系専攻に東大から異動した際に、Webを活用した大学院教育評価システム(Web-QME)の開発で多大なご指導とご支援をいただきました。このシステムは現在も京都大学大学院で活用させていただいております。現在我々の大学院専攻は認証評価を受けており、私がその担当になっておりますが、その教育自己点検の中で、学生による授業評価は重要なアウトカム指標のひとつに位置づけられています。このWeb-QMEシステムのおかげで、集計などの作業を大変簡便に行うことができました。改めて感謝申し上げる次第です。
 UMINは、その後臨床研究の支援システム、疫学研究のレジストリー、臨床試験の事前登録など多岐に渡る活動を続けておられ、敬服する次第です。今後も日本の中心的な医学情報センターとして社会に貢献され、ますますご発展を遂げられることをお祈り申し上げます。