運営委員長
北海道大学医学部附属病院医療情報部教授
櫻井恒太郎
大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)は発足以来10年を迎えることができました。速く過ぎ去った10年ではありましたがその間の変化を考えますと20年以上が過ぎたようにさえ感じます。このような進歩の途上にあるUMINの運営に携わり、ご挨拶を申し上げることができますのは大変な幸運であると存じております。東京大学医学部附属病院長
武谷 雄二
本院中央医療情報部でお世話させていただいておりました大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)が本年度で10周年を迎えることができました。この間、登録利用者数は2万名以上になり、文書の利用件数は毎月200万件を超える等、大きな発展を遂げていると聞いております。これも国立大学病院を中心とした医学・医療関係者の皆様のご支援・ご協力の賜物と感謝しております。文部省高等教育局医学教育課長
木谷 雅人
本日ここに、大学病院医療情報ネットワーク十周年記念式典が挙行されるに当たり、心からお祝い申し上げます。東京大学総長
蓮實 重彦
本学でお世話させていただいている大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)が創立10周年を迎えられたことに心から祝意を捧げます。UMINは、全国の国立大学病院の作る共同組織であり、各大学病院間の情報交流の促進、多施設医学研究の支援、最新の医学・医療情報の提供、大学病院間の作業の共同化による業務の合理化、データの標準化と諸統計の整備等を目的として設立されました。本学医学部附属病院内に事務局と計算機センターが設置され、各大学病院からのご意見・ご要望をいただいて、各種のプログラム開発、データベース開発を行ってきました。多くの有用なプログラム、データベースがUMINの活動によって開発され、医学・医療分野における情報システムの発展に指導的な役割を果たして参りましたことは周知の事実であります。このような役割を果たすことが可能であったのは、文部省関係者の予算面でのご配慮と国立大学病院を中心とする関係者の努力の賜物であり、この機会に関係者に謝意を表したいと思います。文部省学術情報センター所長
猪瀬 博
最新の医学・医療情報を全国的に提供することによって、医学・医療の発展に寄与すると共に、大学病院の業務の効率化を支援するなどの高い理念を揚げて発足した大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)が、設立10周年を迎えられたことに、心からのお祝いを申し上げます。国立大学医学部附属病院長会議常置委員長
千葉大学医学部附属病院長
山浦 晶
国立大学医学部附属病院には、近年いくつかのすばらしい事業があった。その一つがこのUMINであろう。この度10周年をむかえ、ますます利用者がふえ、機能も広がっていることはよろこびにたえない。この機会に、UMIN誕生から今日の姿まで育てられた方々に厚く御礼を申し上げたい。また、このプロジェクトに格別の御理解と御支援をたまわった文部省にも感謝申し上げる。日本循環器学会理事長
国立国際医療センター病院長
矢崎 義雄
大学病院医療情報ネットワーク設立十周年を迎え、心よりお祝い申し上げます。当初はその機能や情報ネットワークにおける位置づけなどの理解が必ずしも十分ではなかったかと心配しておりましたが、今日では大学病院関連ばかりでなく、広く医療関係者がその持つパワフルな機能を実感され、注目される存在になったことと存じお喜びをを申し上げます。さらには衛星通信を利用したMINCSとも連携されて、その機能はさらにパワーアップされ21世紀に向けて医療情報の発信、受信には欠かせない大変重要な役割を担われるものと存じております。今後ますますのご発展とご活躍をお祈り申し上げます。 私個人にとりましても、大学病院医療情報ネットワークがお持ちになっている機能をフルに利用させていただき厚く感謝申し上げております。とくに外国とのE-mailでの情報交換には欠かせない存在であったばかりでなく、学会の在り方、学術集会の在り方に大きな変革を行うことができました。この機会に御礼を申し上げますとともに、少し説明させていただきたく存じます。日本脳神経外科学会会長
東京大学医学部長
桐野 高明
大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)が本年で創立十周年を迎えることになりました。UMINの発展により多大な恩恵を受けている一人として、心よりお祝いを申し上げるとともに、今後もますます隆盛に向かうことを祈りたいと思います。すでに多くの方がこのネットワークを利用しておいでになると思います。ネットワークを介した情報の転送はごく日常的におこなわれるようになりましたが、この間の進歩には目を見張るべきものがあります。もはやe-mailやインターネットへの接続ができない状況は考えられません。日本医療情報学会会長
千葉大学医学部附属病院医療情報部教授
里村 洋一
情報処理科学における10年は、およそ3世代にも相当する長い期間であります。日本における医療情報学の歴史がほぼ25年ですから、準備の段階を含めれば、その丁度半ばの時期に構想され運用されてきたことになります。これを考えると、文部省と国立大学の医療情報の担当者が如何に時代に先駆けてネットワークの時代に対応したかがわかります。大学病院衛星医療情報ネットワーク運営委員長
京都大学医学部附属病院医療情報部教授
高橋 隆
UMINが発足してはや10周年を迎えられましたこと、誠におめでとうございます。衷心よりお祝い申し上げます。国立大学附属病院情報処理部門連絡会議会長
高知医科大学附属医学情報センター長
北添 康弘
UMINのこれまでの経過については、他の方にお任せするとして情報処理部門連絡会議として、UMINの今後の発展に期待することが如何に大きいかを述べさせて頂いて10周年の記念としたい。