平成11年度国立大学附属病院医療情報処理部門連絡会議

開催のご案内

 

 平成11年度の標記 連絡会議を神戸大学が、担当することとなりました。

各大学病院医療情報部内におかれましては、ここ数年来の電算機器やネットワーク技術が目覚ましく進歩する中で、更新や新システムの開発など大学病院の使命である教育・研究・診療の合理的且つ円滑な運用を支援するため、日夜、御努力されていることと推察いたします。

 しかし、一方では昨今の大学病院を取り巻く社会情勢は極めて厳しく、独立行政法人化への対応をはじめ、保険診療への厳格な取り組み指導(共同指導)など教育・研究を含め病院改革5ヶ年計画の立案と実施が求められています。

 この現況の中で、大学病院医療情報部は正に矢面に立っていると思われます。

 本連絡会議は、各大学が抱える共通の悩みを話し合い、解決策を求めることが主旨であるところから、今回はこれらの情勢に鑑み、「診療録に係る諸問題―電子カルテを含めて」と「保健医療機関に望まれる医療情報―現況とあり方」の2題をワークショップとして取り挙げました。十分に時間を割いて御討議いただけるよう配慮しました。

 また、例年、シンポジウムとして演題を募集していました分は全てパネル展示とし、時間の都合を付ければ多くの方々と意見交換が出来るものと考えました。更に病院見学に関しましては、最近はどの大学もほぼ同じ状況であるとの多くの意見から、常置委員会の議を経て、行わないこととしました。

 新しい試みが十分活かされます様、皆様の御支援と御協力をお願い申し上げます。

 厳しい御討論の後には、是非、復興目覚ましい神戸市内や場合によっては明石大橋へも出向かれ観光と瀬戸内の珍味などを存分にお楽しみください。神戸へのご参加をお待ち致しております。