(6)相互運用性・相互接続性の確保


 相互運用性・相互接続性の確保は、企業、個人等のユーザーがネットワークを 用いて様々な事務・業務を行う高度情報通信社会の基盤となるものであり、その 重要性は高まってきている。
 情報通信分野の標準化は、公的標準のみならず、民間レベルのフォーラムや個 別企業など様々な主体により提供されるようになっており、その現状を踏まえた 対応が重要となっている。
 こうした中で、標準化については、ITUやISO等の国際的な標準化機関の 動きと整合しつつ、システムやサービスの提供者のみならず、ユーザーの利便性 の向上の観点に立ち、オープンなインターフェースの確保に重点をおきつつ、官 民が協力して、相互運用性・相互接続性の確保及びそのための標準化を推進して いく。かかる認識の下、以下のような施策を講ずる。
 ○公的標準の一層の普及と実施を推進する。
 ○公的システムにおけるオープンなインターフェースの採用の促進を図る。



目次へ  次章