メーリングリストは、通常いつでも投稿・配信ができるような状態になっています。
しかしながら、一定の状況では、投稿するときだけメーリングリストを投稿・配信可能(再開)にして、投稿しないときには、
一時休止状態にしておくことが望ましい場合があります。それは、以下のような3つの条件を満たす場合であると考えています。
メーリングリストが専らアナウンス専用であること
メーリングリストがアナウンス専用(メッセージが1方向)である場合には、一時休止、再開の運用法が可能です。
例としては、学会事務局から会員へのアナウンス、研究グループ事務局から研究参加医師へのアナウンス等です。
これらの場合には、メーリングリストに投稿する可能性があるのは、1名または少数の事務局関係者のみです。
したがって、一時休止、必要時再開の運用法をしても、問題は発生しません。これに対して、メーリングリストのメンバーが
お互いに対等に議論する形のメーリングリストでは、全員が投稿できるため、このような運用をするとなると、停止、再開のたびに
全メンバーに連絡が必要になり、実用的とはいえません。
メーリングリストの参加者が多いこと
アナウンスのたびにメーリングリストを再開し、アナウンスが終わると一時休止するのは、煩わしいことです。
メーリングリストのウイルスメールが入り込むのを防ぐのは困難です
(ただし、UMINのメーリングリストはウイルスチェックが入っているために、ほとんどの場合、ウイルスそのものは除去されます)。
もし参加者が10名程度であれば、たまにこのようなメールが配信されることを我慢してもらうのも1つの手です。
しかしながら、学会や研究グループが運用していて、数千名以上の参加者がいる場合には、被害者が多いわけですから、
例えば煩わしくても、再開、停止の作業を行うのが望ましいといえます。
メーリングリストへの投稿・配信が少ないこと
毎日、何通ものメールが配信されるメーリングリストでは、そのたびに運用再開、休止の処理をするのは面倒です。
運用再開、休止を行って運用するのは、メール配信件数が週に1,2通以下のメーリングリストが適していると思われます。