- 会員全員(一部登録も可)のUMIN登録
学会の会員をすべてUMINに登録します。これによって、以下に述べる会員メーリングリストの作成と会員専用ホームページの運用が可能となります。
UMINの利用登録者データベース上に、当該の利用者がどの学会に所属しているの情報が記録されます。
会員の初期登録はバッチ処理で一括して行います。その後は学会事務局で適宜登録ができるようにいたします。
- 会員メーリングリストの運用
学会の会員全員によるメーリングリストを運用して、各種の通知を電子メールで行う(プッシュ型の情報サービス)ことができるようにします。
プッシュ型の情報サービスとは、学会事務局側の希望するタイミングで能動的に情報を会員に通知するような情報サービスを指します。
会員側は受動的にこの情報を受け入れることになります。
メーリングリストに登録される会員の電子メールアドレスは、UMIN電子メールアドレスとします。このことにより、
4つ(a,b,c,d)のメリットが期待できます。
- a.電子メールアドレス変更時の事務手続きの負担の軽減
UMINの電子メールは転送の設定がWWWのインターフェイスから簡単に行うことが可能です。
このため、会員の普段利用している電子メールアドレスが変更されても会員が自分で転送先を変更できます。
このことは、学会事務局と会員の負担の軽減につながります。
- b.会員専用ホームページや学会名簿との連動
UMINの電子メールアドレスを利用することによって、学会メーリングリストのメンバーと、会員専用ホームページにアクセスできるメンバー
及び学会名簿を連動させること(つまりメーリングリストから削除されれば名簿からも自動的に削除されるというような運用)が可能です。
- c.アドレスが間違っている場合の確認の容易さ
電子メールアドレスが間違っている場合に、通常メールが送信されずに帰ってくるまでに時間がかかります
(場合によっては数日)が、UMINアドレス宛てであれば確認が容易です。
- d.会員がUMINを利用できる便益
学会の会員がUMINのサービスを利用できるメリットが生じます。
- 会員専用ホームページの運用
学会の会員のみがアクセスできる会員制ホームページを作成して、学術雑誌、学術集会抄録集、
ニュースレター等のオンライン提供を行う(プル型の情報サービス)。プル型情報サービスとは、会員側の能動的な意志で情報を引き出すようなサービスを指します。
会員専用に、1)電子掲示板、2)学術雑誌・学会抄録検索システム、3)ニュースレター等の検索・参照システムの提供が可能です。
学会の会員へのサービスとは、つきつめて考えれば情報サービスです。
情報サービスの具体的な内容は、1)学術集会等の「場」を設定して会員相互の情報交流を計る、2)「情報メディア」(出版物、インターネット等)を介して会員に情報を提供することの2種類に大別できます。2)については、すべてオンライン化することが可能です。これにより、学会事務局にとっては、1)郵便代等の通信コストの削減、2)出版物等の印刷コストの削減、3)梱包・発送等の業務負担の軽減が実現できる他、学会の会員には、1)情報メディア利用上の便益(情報の検索・参照上の便益)、2)保管場所・コストの解消が期待できます。