【薬物療法】
１）薬物により原因疾患の治療，血行動態の改善をはかる
２）全身状態を悪化させるような強度の副作用がある
【内容】
１）抗癌剤の多量の全身投与　　２）抗癌剤の動脈内注入
３）ステロイドの多量投与　　　４）髄腔内注入　　等
【患者状態】
�@全身状態が悪化している状態
�A副作用が強い状態（腎機能障害，肝機能障害等）
�B各種症状が強い状態（嘔気・嘔吐・脱毛・疼痛等）
�C易感染状態にある状態（白血球減少）
【看護目標】
�@感染の予防　　　　�A体力の消耗を最小限にする
【処置・援助】
�@呼吸：酸素吸入　等　　　　�A循環：ＩＶＨ　持続点滴等
�B全身状態：免疫低下による感染防止（クリ−ンル−ム）等
【看護援助】
１．観察
　�@呼吸　：呼吸抑制　呼吸困難　肺雑音
　�A循環　：血圧変動　尿流出
　�B消化器：嘔気　嘔吐　腹部膨満
　�C神経　：不穏状態
　�D全身状態：バイタルサイン　疼痛　皮膚状態　脱毛　口腔内粘膜
　　　　　　　状態
２．ケア
　�@呼吸：呼吸音聴取　ネブライザ−
　�A循環：尿量チェック
　�B消化器：腸蠕動音聴取
　�C精神：不安の除去
　�D全身状態：バイタルサインチェック　安静　保温　口腔ケア
　　　　　　　清拭　排泄介助　環境整備（室内清浄）
　　　　　　　ガウンテクニック