歩行訓練(−本杖)  杖は、ほとんそ独歩が可能だが、少しバランスが悪い場合、筋力が 不十分な患者、疼痛の為軽い支えが必要な場合に用いられる。 杖は、健側にもち、健側を前に出した時に杖に体重をかける。  杖の種類は、T字帯(Tケイン)、逆T字型杖(オルソケイン)、 4支点杖(クォードケイン)等がある。 <T字杖の測定法>  肩を自然におろさせ、肘関節を軽く屈曲(150度)、杖の先端が 足の前外方15cmのところへくると同時に、杖の握りがその人の大 転子の高さにあるようにする。                             5−W