人工排気 目的:腸内ガスの生成処置の過程に異常を生じ、ガス生成の増加、腸    壁からのガス吸収障害、放屁の停止または減少などをきたした    時に、鼓腸を防ぐ、あるいは軽減する目的で行う。 必要物品:  ネラトンカテーテル、キシロカインゼリー、洗面器、コムシーツ、  水。 手順:  @患者に側臥位をとらせる。  A殿部に近い所に、ゴムシーツをしき、水を入れた洗面器を置く。  B殿部に力をいれず、口で呼吸するよう誘導する。  Cネラトンカテーテルにキシロカインゼリーをつける。  Dネラトンカテーテルの末端部(挿入部の逆部)を洗面器の中にい   れる。  Eネラトンを6〜10p程度、肛門内に挿入する。  F挿入した後、洗面器のあわの発生度を確認する。 観察点:  患者の一般状態。  人工排気前後の腹部膨満度の変化。           6−E