循環作動薬 目的:冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、心不全、心原性ショック、  不整脈、降圧の治療を目的とし用いられる。 方法:経口与薬、口腔内与薬、注射法、貼布薬 種類:  1.亜硝酸剤〜狭心発作が生じたときに冠状動脈を広げて発作を止   める。  2.カルシウム拮抗薬〜冠動脈攣縮の予防  3.抗不整脈薬〜心室頻拍、心室細動など重症不整脈の予防  4.血管拡張薬〜肺うっ血予防及び治療 投与方法及び注意点:  1.経口与薬〜与薬時間は正確に分かるように明示する。         カルシウム拮抗薬では、発作出現時刻にあわせた与         薬時間の設定を行う。         患者管理になっている場合は、内服が正確に行われ         たかどうか確認を行う。         必要性を十分に説明し理解させる。  2.口腔内与薬〜症状が消失するまで投与を続ける場合、症状の軽         減を十分観察する。        血圧、心電図チェック        誤飲させないように注意する。  3.注射法〜微量筒に薬剤の種類、濃度、滴数を明示。        自動注入ポンプを使用する。        三方括栓の取り扱いに注意する。        不潔にならないようにする。  4.貼布薬〜心電図を付ける位置、モニターを貼る位置を考慮する        体毛が多い患者では、体毛の少ない部分、もしくは剃        毛を行う。        貼布部の発赤、掻痒感、色素沈着の有無を確認する。        貼布日、時間を明示する。        貼り替えは部分の清拭をしてから行う。                             8−W