ドレナージ(脊髄) 目的及び:1)髄液圧を下げる 適応     @脳手術後硬膜閉鎖不全に頭蓋内圧亢進が伴っている         場合        A頭蓋底骨折が鼻骨や耳周囲骨に及びかつくも膜,硬         膜皮膚,または粘膜に損傷がある場合        B脳下垂体手術において腫瘍を摘出しやすくするため         に行うこともある      2)髄液の排除        @髄膜炎        Aクモ膜下出血後 必要物品:硬膜外穿刺針,カテーテル,ドレナージ回路,排液パック      穴あきシーツ,滅菌手袋,消毒セット 手順:腰椎穿刺と同様の手順で行う    カテーテル挿入後,カテーテルにドレナージ回路,排液パック    を接続し,一定の高さに圧測定部を固定する 看護のポイント:1)意識レベル,バイタルサインのチェック         2)感染に注意し,無菌的に扱う         3)指示された圧を正確に保つ          4)排除された髄液量と性状を観察する。          5)髄液面の波動のあることを常に観察し閉塞の            ことを確認する。          6)チューブの固定、髄液の漏れの有無など刺入            部の観察をする。          7)体位交換時は急激な圧変動に注意する。                             8ーE