子宮口開大 陣痛の反復により子宮内圧は徐々に高まり、子宮内容を下方に押し出 そうとする力と子宮上部筋の収縮・退縮による子宮下部の上方への牽 引という作用が働く。胎児先進部の下方に羊水を含んだ胎胞は増大し つつ、頚管内へクサビ状にくいこみ、一方子宮下部の上方への伸展に よって、それ以下の頚管は引き上げられつつ徐々に開大する。子宮口 開大10pが全開大に一致する。                             6−W