錯覚 実際に存在する対象をまちがって別のものとして知覚するもの。たと えば、壁にかけた着物が人間に見えたり、風の音が自分の名を呼ぶ声 に聞えたりするもの。 @不注意錯覚:注意を十分に向ければ訂正することができる。 A感動錯覚:たとえば夜、ひとりで暗い道をびくびくしながら歩く時       木の幹が人の姿に見えたりするもので、感動の内容が了       解可能である。 Bパレドイア:壁のシミが人の顔に見えるなど不明瞭な感覚対象から        実体的で明瞭な錯覚的形象が形成されるものである。        これは感動によるものでなく、注意を向けても消える        とは限らない点が普通の錯覚と異なる。                            3−E