運動失調 小脳機能障害の最も重要なもので、協調運動障害の一つのあらわれで あり、随意運動がうまくできず、運動の方向とか程度が変わってしま うもの。立脚または歩行に際し障害側へ倒れる傾向がみられ、開眼、 閉眼によってあまり差がない。 (要因)小脳に病変がある場合におこる。 (看護)・日常生活動作の観察     ・日常生活への工夫と援助       (例)歩行時にスチ−ルバンド等を下肢につけたり、歩          行器使用時に重りをつけたりする。          食事の際手関節部にスチ−ルバンドを巻いたりし          て動作がゆっくりできるように調整する。          食事動作にスプ−ン、フォ−クを使用。     ・危険防止(転倒防止)     ・リハビリテ−ション                             9−E