イレウス症状 ん腸管の閉塞によっておこる症状で、疝痛性腹痛・嘔吐、便秘、腹痛 腹部膨隆、腸の蠕動亢進などがある。 [要因]  腸管の閉塞による影響と絞扼による腸管の血行障害による影響にわ けて考えられる。 [病態] @脱水  A電解質  B酸塩基平衡異常  C細菌性ショック [治療方針] ・絞扼性イレウス:原則として早期手術 ・単純性イレウス:特に、術後癒着性イレウスに対しては、まず減圧         療法を行う。 [看護] @症状の観察を行う。 A経口的な飲食を禁ずる。 B腸管(k遵糸@賠腐e)を閉塞部位まで挿入して腸内容物の排 除をはかる。 C嘔吐や胃腸内容の吸引排除による水分電解質の喪失を補う為に、輸 液を行う。 D腸蠕動を促す為に積極的な体位変換・温庵法・高圧浣腸などを行う E換気や環境整備に注意し、口腔、皮膚を清潔にして、合併症をおこ さないようにする。  ※術後合併症の防止と、腸蠕動をできるだけ早く回復させ、腹腔内   再癒着を最小限におさえ、イレウスの再発防止につとめる。                             5ーE