ショック  心臓ないし末梢循環系に機能障害が生じ、全身の臓器や組織に十分 な酸素が供給出来ない循環不全である。 要因:@低血量性−血液、血漿、水分の喪失    A心原性−心筋梗塞、不整脈、心タンポナ−デ    Bアナフィラキシ−性−局所麻酔薬、抗性物質、ヨ−ド、               ピリン剤    C敗血性−細菌感染(グラム陰性桿菌によるエンドトキシン              ショックをいう) 症状:血圧低下、無気力、虚脱状態、精神機能低下、代謝異常    尿量減少 治療:CVP、血圧をみながら輸血し、必要ならば、カテコラミン、    血管拡張剤、利尿剤、副腎ホルモンなどを投与する。同時に呼    吸管理を十分におこなう。 看護:ショック体位をとる。−頭部外傷、脳内出血、心筋梗塞時は禁    衣類をゆるめる。    保温をする。    原疾患の治療に基ずいた看護を行う。                          4−W