情報システムの標準化 (資料2)  1 標準化の意味    標準化により、望ましい情報システムの普及を図る。   [望ましい情報システム]    ※平成7年2月21日高度情報通信社会推進本部決定    「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」より。   以下の3つの条件を満たすシステム  (1)医療施設間等での情報の交換を可能にするための標準化により、情報の     共通利用性を確保する。  (2)情報が誤りなく再現されるよう再現性を確保する。  (3)プライバシーの保護が図られ、情報の改ざんや不正利用が防止されるなど     安全性を確保する。  2 標準化の具体的内容と施策の実施状況等    別表のとおり。  別表  標準化の具体的内容と施策の実施状況等  用語・コード等  問題点  ・病名や医薬品名等についてのコードの付け方がシステム毎に異なっている。  ・福祉分野等を中心に、用語の定義がシステム毎に異なっている。  厚生省における施策の実施状況  ・厚生行政関連データコードの現状は参考1のとおり。  ・平成6年度より有識者による検討会を開催して、厚生行政関連データコードの   体系化・標準化を推進するための方針について検討中。  ・平成6年度より、(財)医療情報システム開発センターにおいて保健医療分野   における用語及びコードを開発中(参考2)。  ・平成2年6月に、(社福)全国社会福祉協議会が福祉分野における標準的な用   語及びコードをとりまとめ(昨年改訂)。  今後の対応等  ・情報の標準化とは、第一義的には、用語の定義、用語が示す事象についての概   念の統一、分類概念の標準化、標準的なシソーラスの作成を目的とすべきでは   ないか。   その上で、コードの標準化を考えていくべきではないか。  ・標準化の推進母体、進め方等についてどう考えるか。  ハードウエア  問題点  ・パソコン等の使い方がメーカー、機種によって異なる。  ・情報記録媒体の規格が異なる。  ・情報の安全性、再現性が十分に確保されていないものがある。  ソフトウエア  問題点  ・基本ソフトがメーカーによって異なる。  ・応用ソフトについても機種、基本ソフトによって互換性がない。  ・情報の安全性、再現性が十分に確保されていないものがある。  厚生省における施策の実施状況  ・平成6年3月健康政策局より医用画像情報の電子保存に係る技術的基準を通知   (参考3)。  ・平成6年度において、(財)医療情報システム開発センター等において、X線   写真等の光磁気ディスクへの保存についての規格を開発。  ・平成6年6月に健康政策局より保健医療カードシステムに関するガイドライン   を策定(参考4)。   また、標準化及び導入に関するマニュアルを発行。  ・平成6年度より、(財)医療情報システム開発センターにおいて保健医療分野   における情報通信システムにおける通信プロトコルの開発やセキュリティ機能   の強化等について開発中(参考2)。  今後の対応等  ・国際的な標準化団体(ISO,ITU等)や国内の標準化団体(JIS等)、   関連の業界等に対し、ユーザーの立場から厚生省として意見、提言等を行って   いくべきではないか。  ・特に保健医療福祉分野に特化される技術等については、厚生省自らが中心とな   って標準化を進めていくべきではないか。  ・標準化の推進母体、進め方等についてどう考えるか。