情報化の意義等に関する関係審議会等の意見の概要 1.高度情報通信社会推進本部決定「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」                        (参考1)(平成7年2月21日)  【高度情報通信社会の意義】   高度情報通信社会(=人間の知的生産活動の所産である情報・知識の自由な  創造、流通、共有化を実現し、生活・文化、産業・経済、自然・環境を全体と  して調和し得る新たな社会経済システム)により、  1)経済フロンティアの拡大  2)国土の均衡ある発展の促進  3)真のゆとりと豊かさの実感できる国民生活を実現する。   【高度情報通信社会実現のための行動原則】  1)誰もが情報通信の高度化の便益を安心して享受できる社会  2)社会的弱者への配慮  3)活力ある地域社会の形成への寄与  4)情報の自由な流通の確保  5)情報通信インフラの総体的な整備  6)諸制度の柔軟な見直し  7)グローバルな高度情報通信社会の実現 2.電気通信審議会答申「21世紀の知的社会への改革に向けて」                 (平成6年5月31日) (参考2) 【情報通信基盤の意義】  1)高齢化社会への対応   ……高齢者の社会参加の促進、高齢者の介護支援  2)一極集中の是正     ……地方における就業機会の確保、過疎地におけ                 る医療・教育サービスの維持・向上、情報に関                 する格差の是正  3)経済構造の改革     ……新たなリーディング・インダストリーの誕生、                 オフィスワーク・研究開発の効率化  4)ゆとりある豊かな生活の実現…公共サービスの効率化、余暇の増大・充実  5)国際社会との調和    ……内需主導型経済への転換、国際貢献  6)環境問題への対応    ……資源多消費型産業構造の改革、輸送の代替効果 3.保健医療情報システム検討会中間報告「21世紀保健医療情報戦略」                         (平成6年7月26日) 【保健医療情報システムの必要性】           (参考3)  1)保健医療サービスの効率的な提供  2)保健医療サービスの質の確保  3)保健医療サービスの公平と公正の保証  4)保健医療技術の進歩 4.経済審議会「少子・高齢社会委員会報告」(平成6年12月 6日)(参考4)  【社会参加ツールとしての情報化】  「情報通信ツールが社会参加や社会的な支援のための重要なツールとなる。」  「女性にとっても、情報通信ツールを多様に使いこなすことによって、女性の雇用   機会が拡大するとともに、育児に追われる女性への通信ネットワークを利用した   情報支援などが行われることが考えられる。同様に、高齢者にとっての雇用機会   の拡大や生活支援につながっていくことが考えられる。」 5.経済審議会「経済活性化委員会報告」(平成6年12月15日)(参考5)  「今後の情報化の方向としては、ネットワーク化の動きが注目されている。   例えば、生産者の側からみると、…生産性の向上、効率化に資するものもある。   一方、消費者の側からみても、…ネットワーク化は消費者の自由で多様な選択を   もたらし、豊かな生活の実現に向けて貢献すると期待されている。」  「情報圧縮技術等の技術革新や光ファイバー網などによる高速・大容量の通信網の   整備による双方向性をもったネットワークの実現に伴い、多様なサービスの提供   の可能性が拡大する。」