医療関係者審議会臨床研修部会意見書  臨床研修の在り方については、本部会の前身である医師研修審議会から、プライマ リ・ケアの研修の必要性及び方策が示され、平成元年には、本部会として卒後臨床研 修目標を設定した。さらに、平成4年6月には、卒後臨床研修目標を達成するための 研修プログラムによる研修へ移行する意見が出された。  このような中で、21世紀の高齢社会に対応した臨床研修制度改善の基本的な考え 方及びこれに伴う課題等について、平成6年6月より検討を行ってきたが、臨床研修 制度改善の基本的考え方に対する意見を広く求める必要性があることから、卒後臨床 研修制度の抜本的改善についての中間まとめを行ったので、ここに意見具申するもの である。                             平成6年12月27日 厚生大臣 井出正一殿                         医療関係者審議会臨床研修部会                          部会長  保 崎 秀 夫                          委 員  磯 野 可 一                               大 塚 敏 文                               織 田 敏 次                               小山田   恵                               梶 原 長 雄                               駒 井 則 彦                               杉 本 恒 明                               寺 本 成 美                               徳 永 力 雄                               仲 村 英 一                               村 瀬 敏 郎                               吉 田   茂