4.ソフトの有償化について  ソフト有償化についてのメーカーからの要求は、メーカー保有のOSなど基本ソフ トの使用料、プログラムパッケージの使用料、医療費改訂時などプログラム維持費、 新規プログラム開発費である。これに対して、ユーザー側は、既存のパッケージは主 として大学病院と共同開発してきた共有財産であることやこれまで無償で通してきた 経緯などから、有償化するにしてもカスタマイズ部分にとどめるべきで、むしろ、新 しいプログラムの開発にこそ資金を投入すべきだとの見解をメーカー側に伝えた。こ の問題については、本委員会が結論を出す立場ではなく、いずれ文部省で検討される ことになろう。