1 経緯 厚生省と日本医師会は、昭和62年4月、病院自らが自己評価を行う前提での病 院機能評価マニュアルを作成、公表したところである。 その後、日本医師会の委員会において、希望する病院が第三者機構によって評価 を受ける第三者評価方式の検討が進められ、民間の研究会による第三者評価の研究 的な試みが行われるなど、病院機能の第三者評価をめぐる動きが活発化してきたと ころである。 こうした動きを踏まえ、平成5年9月、病院機能評価基本問題検討会を設置し、 これまでに検討回7回、作業小委員会2回を開催し、病院機能の第三者評価の基本 的なあり方について検討を進めてきたが、その報告がまとまったものである。