凡 例 1.本書の「疾患の概要」には【有病率】【好発層】【予後】【概要と成因】【分類と 症状】【治療薬剤の分類と特徴】【禁忌の薬】【合併症と対策】【生活指導】【薬 物療法以外の特記すべき治療法】【疾病に対する注意すべき臨床検査】【疾病に関 する用語】【メモ】【参考文献】の項目を記載した(図1). 2.「治療薬剤の部」には【一般名(商)】【用法・用量】【作用機序】【服薬指導】 【投与・剤形変更時の注意】【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】【副作用と 処置】【禁忌】【相互作用】【佐薬】【注意すべき臨床検査】【臨床検査値への影 響】【体内薬物動態】【メモ】【参考文献】を記載した(図2). 3.文頭に記した略名は表1の参考図書名に対応している. 4.Doctor's Advice は校閲を依頼した医師の参考意見を記載したものである. 5.副作用や相互作用に記載した記号や略字については図2を参照のこと. 6.図1及び2における書式要綱は以下のものである.   @☆に病名や分類名などを記入する.   A$$に参考図書の略名を記入する.   B指定外参考書を引用した時は ## に略名を記し,図2中【参考文献】:の後に資 料の名前を記入する   C項目毎に収載したデータには参考図書毎に@から番号をつける 7.索引は「疾患名」「薬品名(一般名および商品名)」と「略名」からなり,薬品に ついては和名と欧名からも索引できる. 図1.「疾患の概要」 ■■■ ☆☆☆病治療薬服薬指導 【疾患名】$$ 疾患の和名(MPまたはHI参照)英名はCPまたはMD参照 【有病率】$$ 約 %  (MPまたはHI参照) 【好発層】$$      (MPまたはHI参照) 【予後】$$       (MPまたはHI参照) 【概要と成因】 $$           (MPまたはHI参照) 【分類と症状】     (MPまたはHI参照) −−Ia など分類に使用する記号は,参考図書の記号に従う   −− | 症状と合併症の判断がつかない場合は,合併症の項に入れ,症 | | 状の項には合併症参照と記載する              | | 疾患の分類で日本と外国での治療薬剤の選択が異なる場合は, | −−文献名を明記し,両方の一般名及び(商品名)を記載する  −− $$ 主な症状: $$ <☆☆☆分類> 【治療薬剤の分類と特徴】 MPまたはHI参照 $$ <薬剤名>             <分類と特徴>   @  A  B 【禁忌の薬(理由)】   MEまたはIR参照 $$ @           (            )  A           (            ) 【合併症と対策】     CPまたはMP参照  症状     →    その対策 $$ @          →  A          → 【生活指導】     HIまたはMP参照 $$ @  A 【薬物療法以外の特記すべき治療法】 HIまたはMP参照 $$ @  A 【疾病に対する注意すべき臨床検査】  JL及びLM参照 $$ @  A 【疾病に関する用語】  HI MP またはMD参照 $$ @  A 【メモ】 $$ @ 【参考文献】 ## 図2.「治療薬剤の部」 ●●● 治療薬剤○:$$ ☆☆☆☆☆ −−治療薬剤は当院採用のもののみを記載する         −− | ○には【治療薬剤の分類と特徴】で使用した@など同じ番号を | | 記入する またベンゾジアゼピン系など同一系の薬剤は一つに | −−まとめて書く                      −− 【一般名(商)】DJ        (DI      ) 【用法・用量】 DJ 規格:        内:1日        極量:内1日 −−必要事項を可能な限り記入する 書ききれない場合は2行あけ−− −−て空欄を作っておく(後日記入のため)          −− 【作用機序】   主としてNP参照またはDJ UD参照 $$ @  A 【服薬指導】   DJまたはUD参照 UD @   A DJ @   A 【投与時・剤形変更時の注意(理由)】  DJ またはCD参照 $$ @   A 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD またはDJ参照 $$ @            →   A            → 【副作用と処置】  DJ UDを参考に分類は下記のようにする −−DJ @中止:                      −− |   A減量:                       | |   B要診:                       | |   Cその他:上記以外のものは消化器 腎臓などの大きな項目| |   のみ記載した後→DJ参照とつけくわえる    | |        [例] 肝臓 呼吸器→DJ参照        | | UD @中止:                        | |   A要診:(緊急を要するもののみ)           | −−  上記以外のものは省略する              −− DJ @中止:   A減量:   B要診:   Cその他: UD @中止:   A要診: 【禁忌】     DJ またはUD参照 $$ @   A 【相互作用】   DJ とHDの両方を参照  −−DJ @本剤↑:本剤の作用または副作用を増強       −− |  A本剤↓:本剤の作用を減少              | |  B他剤↑:他剤の作用または副作用を増強        | |  C他剤↓:他剤の作用を減少              | |−HDは太字のもののみ記載                 −| | HD @本剤↑:本剤の作用または副作用を増強        | |   A本剤↓:本剤の作用を減少              | |   B他剤↑:他剤の作用または副作用を増強        | −−  C他剤↓:他剤の作用を減少             −− $$ @本剤↑:   A本剤↓:   B他剤↑:   C他剤↓: 【佐薬】 −− MPに記載されている薬品のみを記載する 処方される理由 −− −− が分かる場合は(  )に記載する           −− MP @       (               )   A       (               ) 【注意すべき臨床検査】 DJ @   A 【臨床検査値への影響】    DJ UD参照 $$ @   A 【体内薬物動態】    主としてGG参照またはBH参照 GG F(経口):      (%),血漿中結合:      (%)   CL:     (ml/min/kg),Vd:      (liters/kg)   t1/2:        (hr),有効血中濃度:   (μg/ml)   population parameters: 【メモ】 $$ @ 【参考文献】 表1.収載内容の出典の参考図書とその略名 〔医薬品〕 DJ:“医療薬 日本医薬品集”,日本医薬情報センター編,薬業時報社,東京,1990 UD:“ USP DI T& U ”,10th ed. by authority of the United States Pharmaco peial Convention,Inc.,MD,1990 MG:“Medical Practice 治療薬ガイド”, Vol.5, 和田攻 他 編,文光堂,東京 ,1988 CD:“臨床医薬品情報データ集”,古泉秀夫編,薬業時報社,東京,1987 DA: 医薬品添付文書 IF: 各社インタビューフォーム 〔疾患と治療〕 AT:“Applied Therapeutics”, 3rd ed. by B.S.Katcher, L.Y.Young, and M.A. Koda-Kimble, Applied Therapeutics, Inc., Spokane , WA, 1983 CP:“Clinical Pharmacy and Therapeutics”, 4th ed. by E.T.Herfindal, D.R .Gourley, and L.L.Hart, Williams and Wilkins, Baltimore, 1988 MP:“Medical Practice 内科治療ガイド”,Vol.6, 和田攻 他 編,文光堂,東京 ,1989 HI:“ハリソン内科書”, 第11版,吉利和 監訳,広川書店,東京,1990 CS:“臨床薬物治療学体系”,1〜21巻,砂原茂一 監修,情報開発研究所,東京, 1988 〔薬理学〕 NP:“NEW薬理学”,田中千賀子,加藤隆一 編,南江堂,東京,1989 GG:“Goodman and Gilman's  The Pharmacological Basis of Therapeutics ”, 8th ed. by A.G.Gilman, L.S.Goodman, T.W.Rall, and F.Murad, Macmillan Pub. Co., NY, 1990 〔副作用と使用禁忌〕 IR:“医薬品の使用禁忌とその理由”,2版,熊本県病院薬剤師会学術委員会編,医 薬ジャーナル社,大阪,1990 ME:“Meyler's Side Effects of Drugs”, 10th ed. by M.N.G.Dukes, Elsevier , Amsterdam , 1984 〔臨床検査値〕 LM:“臨床検査マニュアル”,北村元仕 他 編,文光堂,東京,1988 JL:“広範囲 血液 尿化学検査 免疫学的検査(上巻)”,日本臨牀 47巻,遠藤 武男編,日本臨牀社,大阪,1989 〔辞典〕 MD:“最新 医学大辞典”,後藤稠 編,医歯薬出版株式会社,東京,1988 〔その他〕 BH:“臨床薬物ハンドブック”,神代昭 他 編,医歯薬出版株式会社,東京,1988 HD:“Drug Interactions ”, 6th ed. by P.D. Hansten, Lea & Febiger, Philad elphia, London ,1989