●●● 治療薬剤:MP 解熱鎮痛剤 【一般名(商)】 (DI セデスG) 【用法・用量】 DJ 規格:1g中 イソプロピルアンチピリン     150mg          アリルイソプロピルアセチル尿素  60mg          フェナセチン   250mg          カフェイン   50mg   1回1g,1日3〜4回.頓用には1〜2g,追加する場合は少なくとも4時間以上 あける(増減).1日4gまで. 【作用機序】 NP (フェナセチン)視床下部のシクロオキシゲナーゼ活性を効果的に抑制しプロスタ グランジンの合成を阻害するといわれている. 【服薬指導】 DJ 自動車の運転,機械の操作,機敏な動作を必要とする仕事になるべく従事させない ように注意する.(眠気.注意力,集中力,反射運動能力等の低下) 【投与時・剤形変更時の注意(理由)】 DJ 過敏症状等を予測するため十分な問診を行う.   原則として長期投与を避ける.   (慎重投与) a.血液障害(貧血,白血球減少等)  b.肝障害  c.腎障害  d.本人又は両親,兄弟に他の薬物に対するアレルギー,じん麻疹,気管支喘息 ,アレルギー性鼻炎,食物アレルギー等のみられる患者.   (妊婦への投与)→要注意(DJ参照) 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 DJ フェナセチンの過量投与→肝臓・腎臓・心筋の壊死,脾腫 【副作用と処置】 DJ @中止:(血液)フェナセチン,アリルイソプロピルアセチル尿素→血小板減少, 顆粒球減少,溶血性貧血等      フェナセチン→血色素尿,チアノーゼ       (過敏症)発疹,紅斑,そう痒等の過敏症状      (肝臓・腎臓)肝障害,腎障害   Cその他:(ショック)脈拍の異常,呼吸困難,顔面蒼白,血圧低下等のショック 症状→適切な処置        (消化器)(精神神経系)(その他)→DJ参照        (長期投与)フェナセチン→間質性腎炎,血色素異常 【禁忌】 DJ 本剤,ピラゾロン系薬剤(スルピリン,アミノピリン等)又はアミノフェノール系 薬剤(フェナセチン等)に対し過敏症の既往歴のある患者. 【相互作用】DJ 記載無し 【佐薬】MP 記載無し 【注意すべき臨床検査】DJ 記載無し 【臨床検査値への影響】DJ 記載無し 【体内薬物動態】   〈フェナセチン〉 BH F(経口):急速かつ良好 (%),血漿中結合:30   (%)   CL:     (ml/min/kg),Vd:1〜2    (liters/kg)   t1/2:1〜1.5     (hr),有効血中濃度:   (μg/ml)   population parameters: 【メモ】 【参考文献】