●●●　治療薬剤EESM：MP NP　サクシミド誘導体 【一般名（商）】DJ　エトスクシミド 　　　　　　　　　（エピレオプチマル，ザロンチン） 〈同効薬（商）〉トリメタジオン（オキサゾリジンジオン誘導体） 【用法・用量】 DJ　規格：エピレオプチマル 散 500mg/g 　　　　　ザロンチン　Ｃａｐ 250mg/g　シロップ 50mg/ml 　 内：１日450〜1000mg，分2〜3，小児１日150〜600mg，分1〜3 【作用機序】 HI　ＣＬ-チャンネルを開口させ，結果的にＧＡＢＡニューロンが亢進 NP　@小発作の第一選択薬 　　Aトリメタジオンの副作用を除く目的で開発された 　　Bペンテトラゾール痙攣に拮抗する 　　C電気ショック痙攣の閾値を上昇 【服薬指導】 DJ　車・危険な作業禁止 【投与時・剤形変更時の注意】 DJ　急な減薬不可 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD　４時間以内に気付いたら服用　それ以外なら抜く 【副作用と処置】 DJ　@中止：過敏症 　　A中止：Stevens-Johnson 症候群，ＳＬＥ症候群 　　B減薬：血液　→減薬 　Cその他：精神神経系　消化器　しゃっくり 　　D要診：眼　→定期的視力検査 【禁忌】DJ　血液障害患者 【相互作用】 DJ　他剤↑：フェニトインの作用を増強→減量 【注意すべき臨床検査】 DJ　肝機能検査　腎機能，血液検査 【体内薬物動態】 GG　Ｆ：　　　　　 　（％），　　　血漿中結合：25　　　 （％） 　　ＣＬ：0.19（ml/min/kg）↑小児，Ｖd：0.72　　 （liters/kg） 　　ｔ1/2：45　（hr）↓小児，有効血中濃度：40〜100　（μg/ml） 　　population parameters： 【メモ】 NP　トリメタジオンは毒性が強い．エトスクシミドやバルプロ酸に反応しない小発作に のみ使うべきである． 【参考文献】