●●●　治療薬剤�DCZP �GNZP �JDZP：MP NP　ベンゾジアゼピン誘導体

【一般名（商）】DJ　クロナゼパム（ランドセン，リボトリール）
　　　　　　　　　　ニトラゼパム（ベンザリン，ネルボン）
　　　　　　　　　　ジアゼパム（セルシン，ホリゾン）
【用法・用量】
DJ　�@クロナゼパム：規格：ランドセン，リボトリール同規格
　　　　　　　　　　　　　錠 0.5mg，2mg　細粒 1mg/g
　　　　　　　　　　初回成人・小児１日0.5〜1mg，乳・幼児 0.025mg/kg，分1〜3　
                    維持量１日成人・小児 2〜6mg，乳・幼児 0.2mg/kg，分1〜3
DJ　�Aニトラゼパム：規格：ベンザリン　錠 5mg  散 10mg/g
　　　　　　　　　　　　　ネルボン　錠 5mg
                    成人・小児とも１日量5〜15mg適宜分
DJ　�Bジアゼパム：規格：セルシン　錠 2mg，5mg　細粒 10mg/g　シロップ 1mg/ml
　　　　　　　　　　　　ホリゾン　錠 2mg，5mg　注 10mg/mlA
　　　　　　　　　１回2〜5mg，１日2〜4 回，外来患者は１日15mg 以内，筋痙攣患者
                  は１回2〜10mg，１日3〜4 回，小児１日量 12〜4 才2〜10mg，3 才
                  以下1〜5mg，分1〜3
【作用機序】
NP　�@シナプス膜上のベンゾジアゼピン受容体に結合し，Ｃｌイオンが細胞内に流入，
      ＧＡＢＡニューロン（抑制性）が機能亢進する
　　�Aペンテトラゾール痙攣の閾値上昇
【服薬指導】
DJ　車・危険な作業禁止
【投与時・剤形変更時の注意】
DJ　�@急な減薬不可
　　�A経口が第一，注射は静注が原則
　　�Bゆっくり筋注，静注（小児以下筋注禁）
　　�C動注絶対禁
　　�D他の注射液と混合禁止
HI  眠気，易怒性のみ，他の全身性副作用は少ない
【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】
UD　１時間以内に気付いたら服用　それ以外なら抜く
【副作用と処置】
DJ　�@休薬：依存性（痙攣,振戦,幻覚等）あり大量連用禁止　徐々に減薬
　　�Aその他：精神神経系，肝臓，呼吸器，血液，循環器，消化器症状
【禁忌】
DJ　�@急性狭隅角緑内障　�A重症筋無力症
【相互作用】
DJ　�@本剤↑：他剤↑：飲酒（但し，ニトラゼパムは該当しない：DJ）
　　�A本剤↑：他剤↑：フェノチアジン誘導体，バルビツール酸誘導体　　　　　　　　　　　等の中枢神経抑制剤，ＭＡＯ阻害剤
　　　　　　　　　　　→　その他　UD参照
【注意すべき臨床検査】
【体内薬物動態】
GG　クロナゼパム(CLONAZEPAM)
　　Ｆ：98　　　　　 　（％），血漿中結合：86　　　　 （％）
　　ＣＬ：1.55　（ml/min/kg），Ｖd：3.2　　　  （liters/kg）
　　ｔ1/2：23　　　　　（hr），有効血中濃度：5〜70（μg/ml）
GG　ニトラゼパム(NITRAZEPAM)
　　Ｆ：78　　　　　 　（％），血漿中結合：87　　　　 （％），
　　ＣＬ：0.86　（ml/min/kg），Ｖd：1.9 （liters/kg）↑老人，
　　ｔ1/2：26　　（hr）↑老人，有効血中濃度：　 　（μg/ml）
GG　ジアゼパム(DIAZEPAM)
　　Ｆ：100　（％），血漿中結合：99 （％）↓尿毒症・肝硬変・腎障害・妊娠・新生
                                            児・低蛋白血症，
    ＣＬ：0.38　（ml/min/kg），
　　Ｖd：1.1　（liters/kg）↑肝硬変・老人・低蛋白血症，
　　ｔ1/2：43 （hr）↑老人・肝硬変・肝炎，↓てんかん，
　　有効血中濃度：300〜400（μg/ml）
　　population parameters：
【メモ】


【参考文献】