●●●　治療薬剤CPRM：MP NP　バルビツール酸誘導体 【一般名（商）】DJ　プリミドン（マイソリン） 〈同効薬（商）〉フェノバルビタール 【用法・用量】 DJ　規格：錠 250mg　散 99.5％ 　 初期３日間１日0.25g 就寝前 以後３日毎の0.25g 増１日1.5gまで分 2〜3 小児は ほぼ半量 15〜6 才 0.75〜1g，5〜3 才 0.5〜0.75g，2 才まで 0.25〜0.5g 【作用機序】 DJ　@抗てんかん還元型フェノバルビタール 　　A電撃およびペンテトラゾール痙攣の閾値上昇 　　B最大電撃痙攣の抑制作用はフェノバルビタール，フェニトインより強い HI　体内でＰＢとフェニルエチルマロンアミド（PEMA）に代謝される． 【服薬指導】 DJ　@車・危険な作業禁止 UD　@併用注意薬多い→【相互作用参照】→UD 【投与時・剤形変更時の注意】 DJ　@急な減薬不可 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD　@できるだけ早く服用又は抜く 　A過量時の症状→眼振，構音障害，運動失調，眼筋麻痺→徐々に減薬 【副作用と処置】 DJ　@中止：過敏症 　A中止：Stevens-Johnson 症候群 　　B減量：血液（巨赤芽球性貧血，再生不良性貧血，白血球・血小板減少，→　減薬 　　Cその他：肝臓，腎臓，精神神経系，循環器系，消化器 　　D要診：眼→　定期的視力検査 　　E減量：骨・歯（連用でクル病，骨軟化症，歯牙の形成不全）→減薬，ビタミンＤ 投与 　　Fその他：ヘマトポルフィリン尿，流涎 HI　神経毒性あり 【禁忌】 DJ　バルビツール剤過敏，急性間欠性ポルフィリン症の患者 【相互作用】 DJ　@本剤↑：他剤↑：飲酒，中枢神経抑制剤，三環系抗うつ剤，ＭＡＯ阻害剤，メチ ルフェニデート，抗ヒスタミン剤，チアジド系降圧利尿剤 　　A併用注意：アセタゾラミドと併用するとクル病，骨軟化症が現れやすい 【注意すべき臨床検査】 DJ　@肝機能検査　腎機能，血液検査 　　A血清アルカリフォスファターゼ値の上昇，血清カルシウム・無機リンの低下は骨 ・歯の副作用と関連 【体内薬物動態】 GG　Ｆ：92　　　　　　 （％），血漿中結合：19　　　 （％） 　　ＣＬ：0.94　（ml/min/kg）↑妊娠 ↓尿毒症， 　　Ｖd：0.59　 （liters/kg），ｔ1/2：8　（hr）↑新生児・尿毒症， 有効血中濃度：5〜10　（μg/ml） 　　population parameters： 【メモ】 【参考文献】