●●●　治療薬剤@：MP NP　抗コリン剤 【一般名（商）】DJ　トリヘキシフェニジル（アーテン） 〈同効薬（商）〉DI　ビペリデン（アキネトン） 【用法・用量】 　　規格：錠 2mg　散 10mg/g MG 初回１〜２mg／日，以後１〜２日ごと２mg／日増量 　　維持量６〜12mg，分３ 【作用機序】 NP　@中枢神経のムスカリン作用抑制．筋固縮，振戦に効果的． MP　@Hoehn-YahrT〜Uの症例に使用 【服薬指導】 DJ　@自動車・危険な作業禁止　急な減薬，増薬不可　口渇あれば氷片を含む UD　@サングラスが眼に良い 　　A熱射病注意 【投与時・剤形変更時の注意】 DJ　少量から開始．他剤からの切り替えは少量ずつ． 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD　@次回まで2時間以内なら抜く 　A中止：過量時の症状 協調異常 不安定 痙攣 嗜眠状態 口渇　幻覚 【副作用と処置】 UD　@中止：錯乱 眼痛 　A減薬：霧視 便秘 発汗減少 排尿困難 嗜眠 口渇 悪心 嘔吐　起立時めま い　意識障害　頭痛　筋痙直　神経過敏　胃部不快感　異常興奮 DJ　@減薬：精神神経系　→減量　休薬 　A要診：消化器症状 泌尿器症状 DJ参照 【禁忌】 DJ　@緑内障　A本剤過敏　B重症禁無力症の患者 【慎重投与】 DJ　@前立腺肥大　A不整脈　B頻拍 【相互作用】 DJ　@本剤↑：フェノチアジン系化合物　三環系抗うつ薬　ＭＡＯ阻害剤　レセルピン 誘導体（本剤の副作用を増強） 　A本剤↑：三環系抗うつ薬（精神錯乱，興奮，幻覚等） 　　Bその他：〈腸管麻痺〉抗コリン作用薬（フェノチアジン系化合物　三環系抗うつ 薬） 【注意すべき臨床検査】 DJ　隅角検査　眼圧検査 【体内薬物動態】GG　記載無し 　　Ｆ：　　　　　　　　 　（％），血漿中結合：　　　　 （％） 　　ＣＬ：　　　　　（ml/min/kg），Ｖd：　　　　 （liters/kg） 　　ｔ1/2：　　　　　　　　（hr），有効血中濃度：　　（ng/ml） 　　population parameters： 【メモ】 【参考文献】