●●● 治療薬剤E:NP その他〔アデノシン作用増強性血管拡張薬〕 【一般名(商)】DJ ジピリダモール(DI ペルサンチン)                  (DI アンギナール) 【用法・用量】 DJ 規格:ペルサンチン:錠 12.5mg,25mg,100mg 注 10mg/2mlA      アンギナール:散 125mg/g   1回25mg,1日3回 増減 【作用機序】 NP @冠循環調節の液性因子ともいわれているアデノシンの作用を増強   A血小板凝集阻止効果,副側血行路の形成促進効果 【服薬指導】 UD @指示通りの間隔で服用すること   A食事の1時間前にコップ1杯の水で服用すると,もっともよく効く   B熱や湿気で薬は変質しやすい   C効果をあらわすまで,時間がかかるので,すでに起きている発作の痛みを軽減す るために用いるものではない(発作の予防に用いる)   D横臥や座位の状態から立ち上がるとき,めまい,ふらつき,失神がおこることが あるが,ゆっくり立ち上がれば防げる 【投与時・剤形変更時の注意(理由)】 CD 苦味を有する 遮光 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD 飲み忘れた場合,次の服用時間までに4時間以上あるときはできる限り早く服用し ,以後は通常の服用法にもどる 2回分服用してはいけない 【副作用と処置】 DJ @中止:狭心症状の悪化       発疹等の過敏症状   Cその他:循環器(めまい,熱感,心悸亢進),精神神経系(のぼせ感,頭痛,倦 怠感),消化器(悪心,嘔吐,食欲不振,口渇,便秘,下痢) 【禁忌】 DJ 記載なし 【相互作用】 DJ 記載なし 【佐薬】 MP 記載なし 【注意すべき臨床検査】 DJ 記載なし 【臨床検査値への影響】 DJ 記載なし 【体内薬物動態】 DJ F(経口):      (%),血漿中結合:      (%)   CL:     (ml/min/kg),Vd:      (liters/kg)   t1/2:20mg静注時24.6(min),有効血中濃度:1.2〜11(ng/ml)   population parameters: 【メモ】 DJ @妊娠又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると 判断される場合にだけ投与する   A遮光・室温保存 【参考文献】