====== 医薬品副作用情報 No.126(厚生省薬務局) =======
これは、医薬品副作用情報 No.126(厚生省薬務局)を基にMS−DOS
テキスト用に日薬で入力したものです。出来る限り原報に近づけるよう配慮した
つもりですが、図表など原報と形式が異なるところもあります。是非、原報でご
確認の上ご利用下さい。
日本薬剤師会
[情報の概要] =============================
1.ドロキシドパと悪性症候群
医 薬 品:ドロキシドパ
対 策 :使用上の注意の改訂、症例の紹介
情報の概要:抗パーキンソン剤であるドロキシドパの投与により悪性症候群が発現し
たとする症例が4例報告されている。報告された症例はいずれも悪性症
候群の典型例とはいい難いものの、全例に高熱と血清CPK値の上昇が
認められている。また、ドロキシドパは薬理学的にも悪性症候群を起こ
す可能性がある。従って、本剤服用中に高熱、意識障害、高度の筋硬直、
不随意運動、血清CPK値の上昇等があらわれた場合には、投与初期の
場合は投与中止をし、継続投与中の場合の投与量変更後や投与中止後に
症状が現れた場合にはいったん元の投与量に戻し、その後慎重に減量し、
体冷却、水分補給等の適切な処置を行うことが必要である。
2.インドメタシンと痙攣
医 薬 品:インドメタシン(経口剤、坐剤)
対 策 :使用上の注意の改訂、症例の紹介
情報の概要:非ステロイド性消炎鎮痛剤であるインドメタシン投与により痙攣が発現
したとする症例が8例報告されている。単独投与例も2例あり、本剤と
痙攣発現との因果関係は否定できない。本剤の投与にあたっては痙攣の
発現に注意する必要がある。
3.[解説] 薬剤と月経異常
4.使用上の注意の改訂について(その86)−(本文省略)
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