====== 医薬品副作用情報 No.111(厚生省薬務局) =======
 
これは、医薬品副作用情報 No.111(厚生省薬務局)を基にMS−DOS
テキスト用に日薬で入力したものです。出来る限り原報に近づけるよう配慮した
つもりですが、若干原報と形式が異なるところもあります。是非、原報でご確認
の上ご利用下さい。
                              日本薬剤師会
 
[情報の概要] ==============================
 
1.高カロリー輸液と重篤なアシドーシス
医薬品名 :高カロリー輸液基本液
対  策 :緊急安全性情報の配布、使用上の注意の改訂、症例の紹介
情報の概要:高カロリー輸液施行中に重篤なアシドーシスを発現したとする報告がト
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      リパレンで15例、パレメンタールで2例報告されている。高カロリー
      輸液施行に際しては、アシドーシスを早期に発見し、適切な処置を行え
      るよう十分なモニタリングを行うことが必要である。
 
2.抗不整脈薬の催不整脈作用
医薬品名 :抗不整脈薬
対  策 :使用上の注意の改訂、症例の紹介
情報の概要:抗不整脈薬の投与中に心室細動、心室頻拍等の新たな不整脈が誘発され
                                ^^^^^^^^  ^^^^^^^^
      ることが知られている。とくに同種の薬理作用を有する抗不整脈薬を併
      用した例や高齢者での使用が報告されている。投与にあたっては十分な
      注意が必要である。
 
3.メトクロプラミド、スルピリド、塩酸チアプリドの併用時の注意
医薬品名 :メトクロプラミド、スルピリド、塩酸チアプリド
対  策 :使用上の注意の改訂
情報の概要:ベンザミド系の薬剤は多岐にわたる効能効果に用いられている。
       同系統(類薬)であることを知らずに互いに併用されることがあり、
      このような場合相加的に作用が増強されて錐体外路症状等の副作用が発
                                                  ^^^^^^^^^^^^
      現しやすくなる。これらの薬剤を併用する場合には十分な注意が必要で
      ある。
 
4.[解説] 漢方薬の副作用
 
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