UMIN FAQ - 新利用者管理システム
  (平成11年9月19日導入)
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新利用者管理システムの特長・新しい機能について教えてください。

以下のような特徴・機能があります。

1) UMIN ID選択の自由
   新利用者管理システム移行の後には原則としてUMIN IDは自由に選べるようになります(「XXX-XXX」というような間にハイフンのある形でないといけないことや特定の文字列を使用できない等一定の制限はあります)。 これによって、所属が変わってもUMIN IDを変更する必要がなくなります。
 こうしたことが可能であるのは、新利用者管理システムがUMIN IDとは別に利用者固有のIDを持つ仕様になるためです。 一度登録するとこの固有のIDは変わりませんが、UMIN ID(勿論その他の情報も)は変更することが可能です。
 またUMIN IDの文字列とは別個に利用者の所属機関を管理しますので、所属機関が変わっても同じUMIN IDを利用できるようになります。

2) オンラインによる利用者自己情報の更新
  氏名や勤務先の変更等が原則としてオンラインでできるようになります。

3) オンライン学会情報サービス(OASIS)用機能の拡張
   a)条件またはUMIN ID指定による任意のグループの設定、b)設定したグループによるメーリングリストや会員制ホームページの作成、c)設定したグループの名簿管理・郵送ラベル印刷機能等によって、学会等の学術関連団体が会員向けに情報サービスを行うことが可能になります。
 具体的には、オンライン入会申請、会員専用メーリングリストの運用、会員専用ホームページの運用、オンライン会員名簿の運用・保守が可能となります。 これらのいくつかは、従来のUMINのサービスを複数活用することによっても実現可能でしたが、新システムでは統合的に運用が可能になります。

4) UMIN担当者・UMIN事務局の業務の省力化
   利用登録のオンライン登録申請機能の強化(原則として利用登録の申請はすべてオンラインになります)及び登録情報のオンライン訂正機能(利用登録者のデータの修正はすべて利用登録者自身で行えるようになります)によって、UMIN担当者・UMIN事務局の業務の省力化をはかり、激増する登録利用者への対応を可能とします。 また学会等による一括登録を推奨することによって登録業務量の低減をはかります。

◆ UMIN担当者のいる大学等:
 オンライン申請 −> UMIN担当者による申請の確認 −> UMIN担当者からのIDの配布

◆ UMIN担当者のいない大学等:
オンライン申請 −> UMIN事務局による申請の確認 −> ご本人が申請時に設定したパスワード

◆ 学会等:  (※詳細はこちら
 最低限の会員情報による一括登録 −> 学会等によるID配布 −> 初回ログイン時の不足分情報の自己入力(正式登録)


5) 個人識別情報・連絡先の追加
   利用者の激増に伴い、利用者の情報管理が難しくなっております。 1)同姓同名の増加(同一人物の二重登録が増えていますが、同一かどうかの確認が困難な状況です)、2)連絡先のわからない人の増加(勤務先が変更になりその後の連絡が取れない方が増えています)、3)氏名の変更時の処理が問題となっております。 このため、生年月日、性別等の個人識別情報を追加入力していただきます。 また自宅の連絡先(必要なら帰省先)も入力していただきます。
 生年月日、自宅の連絡先等のプライバシー保護の必要な情報は、UMIN事務局及び各大学のUMIN担当者のみ(担当者のいる大学の場合)で(一般利用者には見られないように設定いたします)利用します。


新利用者管理システムでは、UMIN IDの選択の自由度が増したそうですが、どうなったのでしょうか。 またなぜこのように変更したのでしょうか。

 従来のUMINのIDは、『“利用者の選んだ英数字”+“−”+“施設区分を示す3文字略称”(例えば、東京大学を表す3文字略称は“tky”です。)』 の形式を取っていました (kiuchi-tky等)。
 新利用者管理システムでは、UMIN ID の付け方は『“利用者選んだ英数字”+“−”+“利用者の選んだ英数字”』 という形式になります。 ただし、後ろの文字列は予約されていて使えないものがあります(例:“adm”−> UMIN団体代表アドレスサービス用に予約、“ctr”−> UMINセンター管理者用に予約)。

 このように変更した理由は、所属施設によって3文字略称が決まると施設を変更するとUMIN IDを変えなくてはならないため不便であることが挙げられます。 またハイフンをつけなくてはならない理由は、メーリングリスト等でハイフンの付かないアドレスを利用したいからです。 個人で文字列を使ってしまうとメーリングリスト等の作成のときに希望の文字列がつかえなくなってしまう可能性があります。


既にUMIN IDを持っているのですが、IDを今迄より自由に付けられるようになったので変更したいのですが。

オンラインで UMIN ID の変更を行うことができます。 現時点では、一度変更するとその後一年間は再変更ができません。 詳細は、こちらをご覧願います。


学会での UMIN ID の一括登録の際の UMIN ID はどのように決められるのでしょうか。

まずその学会で利用するハイフンの後ろに利用する英数字を決定します。 これは通常専門分野を表現する略称です。 例えば

  日本脳神経外科学会 (-nsu <− Neurosurgery)
  日本医療情報学会 (-mi <− Medical Informatics)
  日本光カード医学会 (-mi <− Medical Informatics)

後は以下の順番に同じものがないかどうかチェックして決定していきます。 氏名を「木内貴弘(きうちたかひろ=Kiuchi Takahiro)」、所属学会を「日本医療情報学会」として例にご説明します。 IDの文字列が気にいらない場合には、後で変更することが可能です。

優先順位UMIN IDの候補
1. kiuchi-mi
2. tkiuchi-mi
3. takiuchi-mi
4. takkiuchi-mi
5. takakiuchi-mi
6. takahkiuchi-mi
7. takahikiuchi-mi
8. takahirkiuchi-mi
9. takahirokiuchi-mi
10.takahirokiuchi2-mi
11.takahirokiuchi3-mi
12.takahirokiuchi3-mi
13.
14.
15.


自己情報は自分で設定・変更可能ですが、「UMIN登録上の所属機関」の変更は自分ではできない場合があるそうですがいかがでしょうか。

 ご指摘のとおりです。 その理由は、「UMIN登録上の所属機関」が「附属病院を持つ国立大学」になることよって、「附属病院を持つ国立大学」のライセンスで購入しているデータベースが利用できる権利が発生するからです。

 以下は、「UMIN登録上の所属機関」の変更手続きの一覧です。 「UMIN登録上の所属機関」を、「附属病院を持つ国立大学」と「その他の施設」に分けて示してあります。 「その他の施設」から「附属病院を持つ国立大学」へ異動する場合だけは、UMIN担当者による確認が必要です(新たに権利が発生するため、自己申告のみでは変更が有効になりません)。 UMIN登録上の所属機関(この場合は「附属病院を持つ国立大学」)の担当者が確認して、必要な処理をしないかぎり、「附属病院を持つ国立大学」にライセンスされているデータベースの利用はできません。

「UMIN登録上の所属機関」の変更形態「UMIN登録上の所属機関」の変更手続き
異動元−>異動先
その他の施設−>附属病院を持つ国立大学オンラインで申請
UMIN担当者の確認処理が必要
附属病院を持つ国立大学−>附属病院を持つ国立大学オンラインで即時変更可能
附属病院を持つ国立大学−>その他の施設オンラインで即時変更可能
その他の施設−>その他の施設オンラインで即時変更可能


新利用者管理システムへの移行、新規登録に際しては、自宅の住所、電話番号、性別、生年月日等の入力が必須になりました。 これはなぜでしょうか。

 UMINの登録者数は、約3万5千人(平成11年9月19日)に達しています。また今後は、オンライン学会情報サービス(OASIS)関係で一括登録が増えていくと予想しております。一方で、データベースのライセンスの管理のためには、不正に登録している(特に不正に附属病院を持つ国立大学の所属者として登録している)こ利用者の管理をする必要があります。

このためには、

 ・偽名や他人名義で登録できなようにすること
 ・使われない不必要なアカウントの削除
 ・同じ人がUMIN IDを複数取得しないようにすること

が必要になってきます。

 自宅の住所、電話番号、性別、生年月日等の情報は、UMIN事務局及び各大学のUMIN担当者が、利用者管理のために利用するだけで、一般利用者には一切提供されません。 ただし、所属している学会または同窓会が名簿作成の目的で利用する場合には、当該の学会員または同窓会員のみに提供されることはあります。 これは各学会、同窓会が、会員の合意を取った上で、UMINに申し入れた場合のみ、なされます。


「常勤の勤務先・通学先」と「UMIN登録上の所属機関」の違いについて教えてください。

 通常は、「常勤の勤務先・通学先」と「UMIN登録上の所属機関」は同じになります。 常勤の勤務先の他に、非常勤の勤務先または研究生等の通学先を持っている場合には、「UMIN登録上の所属機関」を別に利用できます。 尚、学部学生、大学院生は、常勤の勤務先・通学先として、大学等を指定してください。

[例]

   常勤の職: ○○病院内科部長 => 「常勤の勤務先・通学先」
   非常勤の職: ○○大学第一内科非常勤講師 =>「UMIN登録上の所属機関」

   常勤の職: ○○病院内科医師 => 「常勤の勤務先・通学先」
   としての身分: ○○大学研究生 =>「UMIN登録上の所属機関」

 UMINを利用する上で、「UMIN登録上の所属機関」を入力することで違いが出てくる場合は、「UMIN登録上の所属機関」が「附属病院を持つ国立大学である場合」です。 公私立大学については、現在のところ入力してもUMIN利用上特に利点はありませんが、将来的にはUMINに公私立大学の参加も想定されますので状況が変わると可能性があります。

 UMINでは「附属病院を持つ国立大学」向け(42大学あります)に一括購入しているデータベースがいくつかあります。これらのデータベースについては、附属病院を持つ国立大学に籍を持つ人しか利用できません。

 一般病院に勤務していて、「附属病院を持つ国立大学」の研究生や非常勤講師になっている場合がありますが、これらの人は「UMIN登録上の所属機関」に「附属病院を持つ国立大学」を指定することによってこれらのデータベースを利用できます。 「附属病院を持つ国立大学」に籍がないのに、この欄に籍があるような記述をしないでください。 各大学の所属者氏名や所属部署は、各大学のUMIN担当者が一覧できるようになっており、本当に所属しているかチェックしています。


UMIN電子メール送信時の氏名の表示順について

 登録内容(利用者情報)の変更で姓名の表示順を『名と姓の順』に変更しますと、UMIN電子メール及びネットニュースで、メール(記事)送信時の氏名の表示順が変更になります。 これまではFromフィールドにセットする氏名は常に「姓名」となっておりましたが、新システムでは、利用者情報で設定した順序で氏名が付加されます。
 上記設定は、平成11年9月27日より反映されております。


利用者情報の更新で研究分野を選択すると選択した通りに表示がされないのですがどうしてでしょうか。

本現象は、Macintosh の Netscape3.01で再現しました。 Macintosh の Netscape4.X や IE4.X では発生せず、とくにプログラム上の異常がないことから、この現象は Macintosh の Netscape3.X の不良と思われます。 Macintosh の Netscape4.X または、 IE4.X ブラウザにてご利用ください。


UMIN利用者登録完了後の「UMIN利用申請書」の印刷が出来ない、または印刷に失敗してしまいました。どうしたらいいでしょうか。

こちらの UMIN利用申請用紙 に、ご記入ご捺印の上、所属の教授・科長・部長・課長等の印の捺印後、各所属機関UMIN担当者へFAXまたは郵送にてご送付ください。


インターネットエクスプローラーVer.3.0を使って、利用者情報の更新をしたが、「次へ」をクリックしても次の画面に進まない。

利用者情報の更新(環境・自己情報設定)は、インターネットエクスプローラーVer.4.0以上、ネットスケープVer.3.0以上をご利用ください。


☆登録に関するお問い合わせは touroku@umin.ac.jp までお寄せください