【番号】        　０２２４
  大分類        　医薬品
  タイトル      　カフェイン（無水カフェイン）
　分類番号　　　　Ｚ−２１３
　小分類        　医療用薬
　　　　　　　　　　カフェイン、無水カフェイン
　　　　　　　　　一般薬
　　　　　　　　　　アネロン「キャップ」(10mg/1cap)、エスカップ(50mg/100ml)
                    エスタック鼻炎カプセル(75mg/9cap)、ジキニンＣ(25mg/1包)
                    コルゲンコーワＥＴ錠(75mg/9tab)、新ストナエース(25mg/2cap)
　　　　　　　　　　プレコール持続性カプセル(37.5mg/2cap)
　　　　　　　　　　コンタック総合感冒薬(75mg/6cap)、他
　性状・成分　　　＊

【作用の概要】  　
  薬理作用　　　　＊
　毒作用　　　　　中枢神経刺激作用、強心作用、利尿作用
　体内動態
                　吸収          ＊
                　分布          ＊
                　代謝・排泄　  尿中へほとんど全量
　　　　　　　　　半減期　　　　3.5時間
                　蛋白結合　　　＊
　中毒量　　　　　ヒトに1g以上与えると副作用が現れる
  致死量　　　　　約10g（推定）、183〜250mg/kg
　死因　　　　　　＊
　その他　　　　　カフェインによる痙攣の患者の死亡率はテオフィリン(50%)より低いよ
　　　　　　　　　うである 

【症状の概要】  　
　中枢神経　　　　頭痛、めまい、耳鳴、不眠、不安、譫妄、幻覚、痙攣、酩酊様興奮、　
　　　　　　　　　知覚異常（重症）、強直、虚脱
  瞳孔　　　　　　散大、（重症）縮瞳
  呼吸器　　　　　呼吸促進、（重症）呼吸麻痺
  循環器　　　　　不整脈、心悸亢進、頻脈、血圧下降、循環不全
  消化器        　悪心、嘔吐
　電解質・代謝　　＊
　肝　　　　　　　＊
　腎・泌尿器　　　尿量増加、尿意頻数
　体温　　　　　　胸部熱感
　皮膚　　　　　　発汗
　神経・筋　　　　＊
　血液　　　　　　＊
　その他　　　　　眼：（重症）対光反射消失、視野狭窄

【治療の概要】  　
　全身管理　　　　＊
  催吐          　＊
　胃洗浄　　　　　○
　吸着剤        　活性炭（40〜60g→水200ml）
  下剤          　硫酸マグネシウム（30g→水200ml）またはマグコロール�@250ml
　強制利尿　　　　＊
　血液浄化法    　＊　
　拮抗剤・解毒剤　＊
  その他        　輸液:V.Cを加える（キサンチン系薬剤の排出促進）　
　　　　　　　　　　対症療法：興奮状態･･･ジアゼパム注、フェノバルビタール注、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ブロムワレリル尿素等を投与
　
【その他一般】  　
　禁忌　　　　　　＊
　合併症の処置　　＊
　その他　　　　　＊

【参考文献】  　　急性中毒情報ファイル、大衆薬事典('96-'97)
　　　　　　　　　日本医薬品集('96.10)
                　
【参考症例】  　　＊