【番号】　　　　　０１３５
　大分類　　　　　殺虫剤
　タイトル　　　　ピレスロイド系殺虫剤スプレー（家庭用）
　分類番号　　　　Ｓ０２１
　小分類　　　　　エアーフマキラー　キスカＳＰ　キンチョール　キンチョールＵ
　　　　　　　　　COOP生協殺虫剤（ハエ、蚊用）　大正殺虫ゾル　ハイアース　
　　　　　　　　　バルサンＣエアゾル　フマキラーＡ　フマキラージェットＡ　
　　　　　　　　　ゴキブリキスカ　コックローチＳ　ゴキブリフマキラー　
　　　　　　　　　ゴキブリフマキラーＥＸ　ニューキスカF-1　ニューキスカG-2
　　　　　　　　　大正ゴキブリゾル　タイショウゴキブリゾルＳ　
　　　　　　　　　虫コロリエアゾール　大正ダニ殺しゾル　床下アース
　性状・成分　　　主成分：ピレスロイド系（フタルスリン、アレスリン、
　　　　　　　　　　　　　d-T80-レスメトリン）
　　　　　　　　　その他：噴射剤（ＬＰＧ，ジメチルエーテル）、石油系溶剤
　　　　　　　　　共力剤：ピペロニルブトキサイドを含有する製品あり
　
【作用の概要】　　＊
　薬理作用　　　　＊
　毒作用　　　　　ピレスロイド剤：中枢神経刺激作用、痙攣誘発作用
　体内動態　　　　＊
　　　　　　　　　吸収　　　　　ピレスロイド剤は速やかに吸収
　　　　　　　　　　　　　　　　ラットでは、摂取30分〜１時間半後に脳で最高濃度
　　　　　　　　　　　　　　　　となる
　　　　　　　　　分布　　　　　＊
　　　　　　　　　代謝・排泄　　＊
　　　　　　　　　半減期　　　　＊
　　　　　　　　　蛋白結合　　　＊
　中毒量　　　　　＊
　致死量　　　　　商品として、ラット、マウス経口ＬＤ50　10ml/kg以上
　　　　　　　　　ピレスロイド剤：ヒト経口致死量　10〜100g
　　　　　　　　　フタルスリン：マウス経口ＬＤ50　1,920〜2,000mg/kg
　　　　　　　　　アレスリン：マウス経口ＬＤ50　410〜680mg/kg
　　　　　　　　　　　　　　　ヒト経口推定致死量　1〜2g/kg
　　　　　　　　　d-T80-レスメトリン：マウス経口ＬＤ50　435〜460mg/kg
　　　　　　　　　ピペロニルブトキサイド：ヒト経口推定致死量　5〜15g/kg
　死因　　　　　　＊
　その他　　　　　＊
　
【症状の概要】　　1.通常、大量でない限り重篤な中毒は起こりにくい
　　　　　　　　　2.少量でも気管へ誤嚥した場合、石油系溶剤により化学性肺炎を
　　　　　　　　　　発生する
　　　　　　　　　3.大量摂取では、嘔気、嘔吐、下痢、口唇・舌のしびれ感、
　　　　　　　　　　めまい、顔面蒼白、痙攣
　　　　　　　　　4.大量の吸入により、くしゃみ、鼻炎、咳嗽、悪心、頭痛、
　　　　　　　　　　耳鳴り、昏睡
　　　　　　　　　5.過敏症者では、皮膚炎、アナフィラキシーショック
　　　　　　　　　6.皮膚接触（多量かつ長時間）では石油系溶剤によるかぶれ
　中枢神経　　　　＊
　瞳孔　　　　　　＊
　呼吸器　　　　　＊
　循環器　　　　　＊
　消化器　　　　　＊
　電解質・代謝　　＊
　肝　　　　　　　＊
　腎・泌尿器　　　＊
　体温　　　　　　＊
　皮膚　　　　　　＊
　神経・筋　　　　＊
　血液　　　　　　＊
　その他　　　　　＊
　
【治療の概要】　　大量摂取した場合：誤嚥に注意して胃洗浄、吸着剤と塩類下剤
　　　　　　　　　投与などの基本的中毒処置と対症療法（痙攣対策、呼吸管理）
　全身管理　　　　＊
　催吐　　　　　　＊
　胃洗浄　　　　　＊
　吸着剤　　　　　＊
　下剤　　　　　　＊
　強制利尿　　　　＊
　血液浄化法　　　＊
　拮抗剤・解毒剤　＊
　その他　　　　　＊
　
【その他一般】　　＊
　禁忌　　　　　　＊
　合併症の処置　　＊
　その他　　　　　＊
　
【参考文献】　　　急性中毒処置の手引
　
【参考症例】　　　＊