【番号】     0123  大分類     その他の家庭用品  タイトル    コンタクトレンズ洗浄剤  分類番号    Q192  小分類     コンタクトレンズ洗浄剤  性状・成分   ハード用:界面活性剤数%と増粘剤、キレート剤、防腐剤を               微量添加(ときに界面活性剤を約20%含有する               製品あり)          ソフト用:1.洗浄剤(界面活性剤を含む)               2.保存液(生理食塩水に類似)               3.蛋白除去用洗浄剤(主成分は蛋白分解酵素)   【作用の概要】  *  薬理作用    *  毒作用     直接的な粘膜刺激作用、細胞膜の脂質に作用して膜の機能を消失  体内動態    *          吸収     *          分布     *          代謝・排泄  *          半減期    *          蛋白結合   *  中毒量     ソフトレンズ用蛋白除去剤の蛋白分解酵素は低毒性  致死量     陰イオン系界面活性剤:ラット経口LD50 1〜5g/kg          非イオン系界面活性剤:ラット経口LD50 8〜30g/kg  死因      *  その他     *   【症状の概要】  1.蛋白除去剤1〜2錠程度の誤食では中毒症状は起こらない          2.界面活性剤含有商品でも、誤食程度では重篤な中毒は起こらない          3.界面活性剤含有製品では、大量摂取時に口腔内・咽頭の炎症、           悪心、嘔吐、下痢、腹痛          4.界面活性剤含有製品では、大量摂取時に運動麻痺、体温低下、           痙攣、血圧低下、GOT・GPT上昇の報告あり          5.眼に入った場合:強い痛み、充血  中枢神経    *  瞳孔      *  呼吸器     *  循環器     *  消化器     *  電解質・代謝  *  肝       *  腎・泌尿器   *  体温      *  皮膚      *  神経・筋    *  血液      *  その他     *   【治療の概要】  1.大量でないかぎり特別な処置は不要          2.眼に入った場合:15分以上流水で洗浄  全身管理    *  催吐      *  胃洗浄     *  吸着剤     *  下剤      *  強制利尿    *  血液浄化法   *  拮抗剤・解毒剤 *  その他     *   【その他一般】  *  禁忌      *  合併症の処置  *  その他     *   【参考文献】   急性中毒処置の手引   【参考症例】   *