【番号】     0101  大分類     ペット用品  タイトル    ペット用虫下し剤  分類番号    M021  小分類     クエン酸ピペラジン・・サージャスト 動物用カミン          リン酸ピペラジン・・ピペラックスP          クエン酸ジエチルカルバマジン・・サイポール          クエン酸ピペラジン、サントニン、カイニン酸の複合製剤            ・・アンテルミンチョコレート 犬の虫下し 犬チョコ               チョコドッグ 犬チョコ糖衣錠  性状・成分   *   【作用の概要】  *  薬理作用    *  毒作用     *  体内動態    *          吸収     *          分布     *          代謝・排泄  *          半減期    *          蛋白結合   *  中毒量     *  致死量     クエン酸ピペラジン:経口LD50 ラット112,000mg/kg、                          マウス 8,500mg/KG          リン酸ピペラジン:経口LD50 マウス20,000mg/kg          (ピペラジンとして50〜75mg/kg/日で中毒症状が発現、           11.6g服用でも回復)          サントニン:経口LD50 マウス900mg/kg          カイニン酸:経口LD50 マウス120mg/kg          クエン酸ジエチルカルバマジン:経口LD50 マウス2,073mg/kg、                               ラット5,566mg/kg          パモ酸ピランテル:経口LD50 マウス・ラット 24,000mg/kg以上          塩酸レバミゾール:経口LD50 マウス223mg/kg、                         ラット1,170mg/kg  死因      *  その他     *   【症状の概要】  ピペラジン:運動失調、振戦、筋力低下、視力障害、錯乱、昏睡、                痙攣、腎不全、胃腸症状、頭痛          サントニン:運動失調、眠気、黄視、意識喪失、錯乱、昏睡、                痙攣、冷汗、体温低下、呼吸困難、心臓障害、血尿、                排尿障害、胃腸症状、頭痛          ピランテル:不眠、胃腸症状、頭痛          カイニン酸:黄視、耳なり、胃腸症状、頭痛                大量経口投与または本品を注射した場合:腎臓障害、                呼吸麻痺、嘔吐ならびに強い痙攣を起こして死に                いたることあり  中枢神経    *  瞳孔      *  呼吸器     *  循環器     *  消化器     *  電解質・代謝  *  肝       *  腎・泌尿器   *          *  体温      *  皮膚      *  神経・筋    *  血液      *  その他     *   【治療の概要】  催吐、胃洗浄、吸着剤・塩類下剤の投与          気道確保、呼吸管理          対症療法  全身管理    *  催吐      *  胃洗浄     *  吸着剤     *  下剤      サントニンは、ヒマシ油などの油性下剤との併用により、          本剤の吸収が促進され、中毒症状を起こすので禁忌  強制利尿    *  血液浄化法   *  拮抗剤・解毒剤 *  その他     *   【その他一般】  *  禁忌      *  合併症の処置  *  その他     *   【参考文献】   急性中毒処置の手引   【参考症例】   *