【番号】     0033  大分類     基礎化粧品  タイトル    乳液、クリーム類  分類番号    B011  小分類     乳液 バニシングクリーム クレンジングクリーム          コールドクリーム  性状・成分   水と油分を基剤とし、その他に界面活性剤、保湿剤、防腐剤などを          加えたもの          薬用クリームなどには、カンフル、フェノールを含有している          油分:スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、ラノリン、             固形パラフィン、蜜ロウなど          保湿剤:プロピレングリコール、グリセリン、              ポリエチレングリコールなど   【作用の概要】  *  薬理作用    *  毒作用     基剤、保湿剤は、いずれもきわめて低毒性、その他の成分は          含有量も低く毒性はほとんど問題なし          カンフル含有薬用クリームは注意  体内動態          吸収     *          分布     *          代謝・排泄  *          半減期    *          蛋白結合   *  中毒量     *  致死量     流動パラフィン、ワセリン、ラノリン:ヒト経口推定致死量15g/kg以上          蜜ロウ:無毒          スクワラン:マウス耐性量 0.5g/kg          プロピレングリコール:ヒト経口推定致死量 5〜15g/kg          グリセリン:ヒト経口推定致死量 15g/kg以上          ポリエチレングリコール:ヒト経口推定致死量 5g/kg以上  死因      *  その他     *   【症状の概要】  大量服用の場合:一過性の悪心、嘔吐、下痢などの消化器症状を          生じることあり          クレンジングクリームは1g/kg以上食べた場合は注意  中枢神経    *  瞳孔      *  呼吸器     *  循環器     *  消化器     *  電解質・代謝  *  肝       *  腎・泌尿器   *  体温      *  皮膚      *  神経・筋    *  血液      *  その他     *   【治療の概要】  通常処置は不要、症状があれば対症療法  全身管理    *  催吐      カンフル含有薬用クリーム摂取時は禁忌  胃洗浄     *  吸着剤     *  下剤      *  強制利尿    *  血液浄化法   *  拮抗剤・解毒剤 *  その他     *   【その他一般】  *  禁忌      カンフル含有薬用クリーム摂取時の催吐、牛乳摂取  合併症の処置  *  その他     *   【参考文献】   急性中毒処置の手引   【参考症例】   *