大規模災害時の医療情報システムの活用

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演者:宮本正喜先生(神戸大学)

日時:7月11日(金) 15:00-16:30

主会場:東京大学医学部附属病院MINCS室(旧中央診療棟3階)


   

講演抄録

『天災は忘れたころにやってくる』という名言があるが2年前の阪神・淡路大震災では関西の人々にとっては忘れていたというよりは、全く予期していなかった出来事であった。予期しなかった故に、日頃からの準備も少なく、危機管理の甘さが暴露された。今回の震災により、神戸大学医学部附属病院や他の病院ではどのような被害を受けたかについて経験を語るとともに、以前に行ったアンケ−ト調査をもとに、設備的な観点から病院情報システムについて述べ、災害には病院情報システムが本当意味で役立ちうるのか、どのように医療情報システムは活用できるのかについて言及する。

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