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第一回大学間病理カンファランス

主催：東京大学医学部附属病院病理部、北海道大学医学部第２病理学教室
中継先：名古屋大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院
大阪大学医学部附属病院、岡山大学医学部附属病院（予定）
予定日時：1997年4月24日(木) 16:00-17:00
下記の３症例を予定しています。
東大側司会：石田　剛、北大側司会：長嶋和郎

症例１（東大）

27歳女性に発生した左大腿軟部腫瘍の一例

　'94.5より、左足底の痛みを自覚。
　'95.7　左大腿軟部腫瘤をCT, MRIにて指摘される。
　'95.9　腫瘍生検施行、悪性と診断され、入院。
　'95.10-11　化学療法(CDDP+THP 3クール)施行。縮小なし。
　'95.12　坐骨神経、脛骨神経、腓骨神経および周囲の大腿屈筋群を含めて広範腫瘍切除術を施行。

担当：堀内　啓、予定時間15分　(16:00-16:15)

症例２（東大）

8歳男児に発生した両側性視床腫瘍の一例

　'96.9頃より計算力、運動能力の低下を学校の先生により指摘された。
　症状は徐々に進行、近医受診し、CT, MRIで両側の視床腫瘍を指摘された。
　'97.1、開頭生検術施行。

担当：堀内　啓、予定時間15分　(16:15-16:30)

症例３（北海道大学）

副腎および骨盤内腫瘍の精査で入院した43歳女性

問題点：
１. 臨床経過、画像所見より腫瘍の原発部位をどのようにしぼっていくか。
２. 腫瘍の組織所見と免疫染色結果をどのように解釈するか。
３. 経過中に指摘された大動脈異常陰影の実態。

担当：大場　雄介、藤岡　保範
予定時間30分　(16:30-17:00) 臨床経過10分、病理10分、討論10分

主催連絡先：宇於崎・石田（東大病理）、長嶋（北大病理）。ご感想、ご意見などをお寄せ下さい。
Copyright 1997 by H. Uozaki, Dept. of Pathol. Faculty of Medicine, Univ. of Tokyo, and Dept. of Pathol. Faculty of Medicine, Hokkaido Univ.