第26回
日本産業衛生学会VDT作業研究会のお知らせ
拝 啓 寒冷の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
最近、わが国においてVDT労働にかかわるいくつかの動きがありました。ひとつは、労働省の委託により中央労働災害防止協会に設けられた、「VDT作業の労働衛生管理のあり方についての調査研究委員会」の活動であり、もうひとつは、日本人間工学会によって取りまとめられた「ノートパソコン利用の人間工学ガイドライン」の公表です。さらに、VDT作業者の労災認定事例もマスコミによって紹介されました。この事例は、VDT作業による眼精疲労を理由とした、わが国初めての労災認定事例です。
そこで、今回の研究会では【VDT労働衛生管理の現状と展望】をテーマとして、わが国の実状および国際動向について話題を提供していただき、検討することと致しました。
年末のお忙しい時期とは存じますが、多数ご参加下さいますようお知らせ申し上げます。
敬 具
記
日 時 平成10年12月20日(日)13:00〜17:00
会 場 京都工芸繊維大学(詳細につきましては、別紙「交通案内・地図」をご覧下さい。
参 加 費 無料(ただし、資料代として500円いただきます)
問い合せ先 千葉工業大学・産業保健人間工学研究室内
日本産業衛生学会VDT作業研究会事務局(三澤哲夫)
Tel 0474−78−0346
Fax 0474−70−2083
そ の 他 研究会の案内を、“UMIN”の学会等案内の掲示板にも掲載してあります。
当研究会に先立ち、12月18・19日の両日、産業保健人間工学会第3回大会が、京都工場保健会(宮木記念ホール)にて開催されます。
詳細につきましては、大会事務局(天理大学体育学部・近藤研究室
Tel 0743-63-6172)までお問い合わせ下さい。
第26回
日本産業衛生学会VDT作業研究会プログラム
基 調 講 演
(13:00-14:15)「VDT労働衛生管理の現状と展望」
山本宗平(中災防・労働衛生検査センター)
フォーラム
(14:30-17:00)「ISOにおけるキーボードの標準化と今後の課題」
中迫 勝(大阪教育大)
「肢体不自由者のための頭位検出ポインティング・デバイスの開発と展望」
辻村裕次・垰田和史・西山勝夫(滋賀医大・予防医学)
「VDT画面の測定法について」
森本一成(京都工芸繊維大)
「VDT作業と眼精疲労−最近の展開」
中石 仁(金沢医大・衛生)
VDT作業労働者に発症した眼精疲労の業務上認定事例」
片岡明彦(関西労働者安全センター)
総括討議
以 上
交通案内・地図
〒606-8585
京都市左京区松ヶ崎橋上町
京都工芸繊維大学
日本産業衛生学会VDT作業研究会の会場は、1号館3階・大学院会議室(中央門の近く)
JR京都駅から
地下鉄烏丸線「国際会館」行で、「松ケ崎駅」下車、1番出口より東へ徒歩5分。(所要25分)
<1番出口を出て右へ、2つ目の信号を右に折れ、南に約150Mで中央門に着きます。>
阪急河原町駅から
市バス4系統 「深泥池」行で「かんぽーる京都前」下車、東へ徒歩5分(所要約35分)。
京阪出町柳駅
から京都バス「八瀬大原」、「岩倉実相院」、「岩倉村松」行きで「高野泉町」下車、西へ約
200m(所要約15分)。
(
注)自動車でお越しの方は,中央門より入構してください。
京都工芸繊維大学の詳細につきましては、
http://www.kit.ac.jpでご確認下さい。