【患者状態】
�@全身に大きな影響を与える薬物療法中，あるいは終了後であるが，
　全身状態は安定している
【看護目標】
�@薬物の副作用を押さえ，安全な妊娠の継続を図る
【処置・援助】
�@呼吸：酸素吸入
�A循環：血管確保
�B出血：止血処置
�C全身状態：各種検査　与薬（点滴・注射・内服）　ＩＶＨ　輸血
【看護援助】
１．観察
　�@呼吸：肺雑音　喘鳴　呼吸困難　咳嗽
　�A循環：血圧上昇　血圧低下　顔色不良　四肢冷感　不整脈　徐脈
　　　　　頻脈　動悸　尿量
　�B消化器：悪心　嘔気・嘔吐　胸やけ　腹痛　腹部膨満　吃逆等
　�C神経：しびれ感　項部硬直　麻痺
　�D出血：皮下出血　性器出血　鼻出血　出血傾向
　�E精神：不安感
　�F産科：腹部緊満　下腹部痛　児心音　腹囲　子宮底長　破水
　�G全身状態：排尿困難　発熱　発汗　黄染　掻痒　倦怠感　睡眠
　　　　　　　バイタルサイン　口渇　尿性状　耳鳴　眩暈　頭痛等
２．ケア
　�@呼吸：深呼吸　肺理学療法
　�A循環：輸液・輸血管理
　�B消化器：吃逆の防止　嘔気誘発因子の除去　排便調整
　�C出血：処置後の確実な止血
　�D精神：不安の軽減（処置時の十分な説明や話しかけ）
　　　　　自覚症状や訴えをよく聞く
　�E産科：腹圧の防止
　�F全身状態：処置・検査介助　各種罨法　ＡＤＬ部分介助
　　　　　　　環境整備　体位調整　清潔の保持
　�G教育指導：栄養指導　日常生活指導