【患者状態】 @不明瞭な発声や発語であるが動作や筆談である程度理解できる状態 A難聴があるが大声で話せばなんとか理解できる,または筆談である  程度理解できる状態 B見当識障害がある CADLが不完全で部分介助を要する 【看護目標】 @コミュニケ−ションを密に意志の疎通を図り治療がスム−ズに行わ  れるよう援助する A日常生活を拡大する 【処置・援助】 @呼吸:酸素吸入 A循環:輸液 排尿カテ−テル B消化器:胃管挿入 C全身状態:包交 鼓膜切開 鼓膜穿刺 点耳 各種検査 【看護援助】 1.観察  @呼吸:肺雑音 喘鳴 去痰困難  A循環:血圧変動 不整脈  B消化器:嘔気 嘔吐 排泄状態  C神経:意識レベル 瞳孔 眼位 言語障害の程度      聴覚障害の程度  D精神:意志の疎通 理解力 不穏状態 睡眠  E全身状態:耳鳴 耳痛 耳漏 眩暈 不明瞭な言葉        バイタルサイン 排泄状態 2.ケア  @呼吸:ネブライザ− 吸引 肺理学療法  A循環:血圧測定 脈拍測定  B消化器:注入食 排泄介助  C精神:不安の軽減  D全身状態:ADL部分介助        排泄管理(排便調整,摘便,間歇導尿)        膀胱訓練 環境整備 危険防止 転倒転落防止  E教育指導:受容への援助 筆談や動作で約束項目を決める        リハビリテ−ション