クベース収容 クベース収容の目的は、@体温調節 A感染予防 B酸素の効果的な 供給 C全身状態の観察を容易にする 等である。 準備: @消毒済みの保育器を準備し、器内乾湿計と湿度発生水槽の中に滅菌  蒸留水を入れる。 A温度調整ダイヤルを目的の温度に合わせる。 B酸素の使用があらかじめ予想される場合は、前もって酸素を流し始  める。 C厳重に手洗いを行い、リネンを準備する。必要に応じて肩枕も準備  する。 使用上の注意点: @定期的に器内の温度と設定温度、湿度をチェックする。 A定期的に酸素濃度をチェックする。 B保育器の内外は、毎日、消毒液で清拭する。 C清潔保持のため、クベースは週1回交換する。 Dできるだけ、リネン類は中に置かず不潔物はすみやかに外にだす。 E窓は、清潔用と不潔用の区別をきちんとし、開閉は最小限にする。 F取り扱い者は、手洗い、マスクをきちんとする。 後始末: @本体は分解し、消毒液で拭いたあと、空拭きをする。 A2時間殺菌灯を照射する。 Bビニール袖は、ガス滅菌したのち保管する。 Cフィルターは、3ケ月に1回交換する。                             6−E