持続洗浄(膀胱) 目的:強度の血尿や組織片の混入する場合(前立腺肥大症や膀胱疾患    の術後など)留置したカテ−テルを通して、点滴装置で持続的    に洗浄液を膀胱内に流すことにより、カテ−テルの閉塞を防ぐ 必要物品:3ウエイバルンカテ−テル 点滴セット 点滴スタンド      蓄尿瓶 排尿チュ−ブ 洗浄液 メスシリンダ− 手順:@3ウエイバルンカテ−テルを挿入する。    Aカテ−テルのひとつに点滴セットをつけた生理食塩液を接続     し、他方に排尿チュ−ブを接続する。    B生理食塩液を滴下する。注入速度は医師の指示に従う。     (血尿の強い場合や凝血の流出をみる場合は、滴下速度を速      めカテ−テルの閉塞を防ぐ。)    C尿量の測定は、メスシリンダ−を用い正確に測定する。     尿は、洗浄液とともに排液として出てくるので、次の式で求     める。      尿量=排液量−注入した洗浄液量 観察点:@排液の観察      尿量・血尿の有無・血塊の有無・混濁の程度     A患者の訴えに注意する。(腹満・腹痛など)     Bカテ−テル挿入部の観察      排液量が注入量より少ない場合は、カテ−テルの閉塞によ      り、尿道周囲の汚染のあることが考えられる。  7−W